蔦屋重三郎の日本橋進出が本格化した『べらぼう』第24話、てい(橋本愛)の語った“本屋の本懐”がすごく心に残る回だったよ。本がただの商品じゃなく、知恵や希望を運ぶものなんだって、あらためて感じさせてくれた。横浜流星演じる蔦重が、その言葉にハッとする瞬間も、グッとくる。いろんな登場人物の思いが交錯して、今回も見応えたっぷりでした。


橋本愛演じるていの“本への愛”が美しすぎる…!
ていが本を寺に渡してる姿、めちゃくちゃ美しかった…。橋本愛ちゃんの静かで真剣な演技が、本に込めた思いをすごく丁寧に表現してたよ。「屑屋に売るより、子供の手習いにしてほしい」っていう言葉があまりにも優しくて深くて泣けた…。ただの商売じゃなくて、“本が生き続けるための場所”を選ぶていの考え方、本当に尊敬しかない。
横浜流星の“揺れる蔦重”の演技がリアルで刺さる!
今回の蔦重(横浜流星)、めちゃくちゃ人間くさくてよかった〜!ていの想いに触れて、迷って、惹かれて…その複雑な心の動きがちゃんと顔に出てて、見てるこっちもドキドキしちゃった。一緒に本屋をやろうって誘ったあとに、まさかの「一緒になろう」ってプロポーズまで…あの照れと真剣さが入り混じった表情、完全にやられた!
「本屋の本懐」って言葉が心にずっと残る
ていが言った「本も本望、本屋も本懐」ってセリフ、ずっと頭から離れない。なんだろう、本がちゃんと誰かの人生の一部になってくれたらそれでいいっていう、あの静かな誇りと願い。橋本愛ちゃんのまっすぐな目に説得力がありすぎて、涙がじわっときた。SNSでもこの言葉に共感する声がたくさんあって、本当に多くの人の心に届いたんだなって思った。
福原遥の誰袖が怪しさ満点でゾクゾクする!
今回の誰袖(福原遥)も、ただの花魁じゃ終わらない感じでめっちゃ印象残った〜。廣年をそっと抜荷に巻き込もうとするあの手口、妖艶なのに冷静で、なんかもう怖いくらい…。福原遥ちゃんの演技、可愛いだけじゃなくてああいうミステリアスな役もすごく似合ってて、見ててゾクッとした。静かに動く策略ってほんと怖いよね。
脇を固めるベテラン勢の存在感がすごい
吉原の親父衆たち、ちょっとしたシーンでも濃すぎて最高だった!山路和弘さん、高橋克実さん、伊藤淳史さんたちの空気感、あの“いかにも大人たちの事情”って感じが、物語に深みを出してたよね。そして風間俊介くん演じる鶴屋のピリピリした対立も緊張感あって、場面ごとに空気がガラッと変わるのがさすが大河って感じ!
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第1回の感想
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まとめ
第24話は、「本とは何か」「本屋の使命って何か」っていうテーマをていの口から語らせることで、すごく静かにでも深く心に響く回だったよ。本って、手に取る人の人生をちょっとでも豊かにしてくれたら、それだけで意味があるんだなって思った。演技もセリフも全部が染みる、そんな回だった。