蔦屋重三郎の「改」への悩み
ねえ、今回の『べらぼう』、めっちゃ面白かったよ!
重三郎が『吉原細見』の新しい改訂版に関わることになったんだけど、それがまた大変でね。
責任重大だし、どうやって進めていくか悩んでたの。
でも、やっぱり職人魂があるからさ、自分の作品にこだわりたいわけ。
重三郎がずっと手掛けてきた本の板木を、他の人に渡すのはどうしても納得できなかったみたい。
それだけじゃなくて、名義をどうするかとか、市場に広める方法とか、いろんな問題が山積みだったの。
しかも、この仕事を引き受けることが、彼にとって本屋としての未来にも関わってくるっていうのがまた難しいところでね。
一人前の板元になるためには、いろんな壁を乗り越えなきゃいけなくて、重三郎も試行錯誤してた。
地本問屋や書物問屋の違いとか、株仲間のシステムとか、今の時代じゃ考えられないくらい複雑な仕組みがあってさ。
でも、彼はそこで諦めないんだよね。ちゃんと自分の道を探して、前に進もうとしてたのがすごく印象的だった。
重三郎の信念の強さと、挑戦を恐れないところがかっこよかったよ!
唐丸との切ない別れ
それでね、今回一番衝撃だったのが唐丸の件。重三郎って、唐丸をすごく大事にしてて、一流の絵師に育てたいって思ってたの。
でも、ある日突然、唐丸がいなくなっちゃうの。
えっ?って感じでしょ?
しかも、ただ消えたわけじゃなくて、お金まで持ち出してたのよ。
それを知ったときの重三郎のショックは相当だったと思う。
実際は浪人に脅されて盗んだらしいんだけど、重三郎は「唐丸は親元に帰ったんだ」って自分に言い聞かせるの。
もう切なすぎる…。
でもね、ここで終わらないのが重三郎なんだよね。
唐丸がいなくなったことで気持ちは沈んでたけど、それを乗り越えて「改」の仕事を引き受けることを決意するの。
自分がのれんを分けることができれば、もっと多くの人を育てられるって思ったんだろうね。
唐丸が戻ってくることを願いながら、それでも前に進もうとする重三郎の姿が、もう泣けるくらいかっこよかった。
平賀源内の新たな挑戦
今回ね、平賀源内もすごかったの!
この人、ほんと挑戦の連続って感じで、失敗しても全然へこたれないのがすごいなって思った。
秩父の鉱山で鉄の精錬を10年も頑張ったのに、結局ダメになっちゃって、しかも火事まで起こして出資者にめちゃくちゃ怒られるの。
でも、そこで終わらないのが源内なんだよね。
次に目をつけたのが炭の商売。
炭って当時めっちゃ重要だったらしくて、それをビジネスにしようと考えたんだって。
田沼意次に掛け合って資金を出してもらうことに成功するのもすごいよね。
田沼も田沼で、「商いが発展すれば人々が豊かになる」っていう考えを持ってたから、源内のアイデアを支持してたの。
秩父に戻って出資者を説得するんだけど、その粘り強さが本当にすごかった!
それにね、源内のこういう姿勢が、重三郎にも影響を与えるんだよね。
重三郎も「自分の夢を追いかけるんだ」って改めて決意するの。
この二人、全然違うタイプなのに、根っこの部分では似てるのかもしれないなって思った。
源内と重三郎の協力関係
でね、今回すごく良かったのが、源内と重三郎の関係がより深まったところ。
源内は炭の商売の資金集めに奔走してて、重三郎も本屋として独立しようとしてた。
お互い違う道だけど、どっちも夢に向かって突き進んでるのがかっこよくてさ。
源内のアイデアを聞いて、重三郎も「自分の道をどうやって切り開くか」って考え始めるんだよね。
須原屋を訪ねたときに「板元になるのは簡単じゃない」って思い知らされるんだけど、そこで諦めないのが彼のすごいところ。
ちゃんと修行を積んででも、一人前になろうとするんだから、ほんとに根性あるよね。
それに、重三郎だけじゃなくて、周りの人たちもお互いを支え合ってるのがすごく良かった。
源内も重三郎も、信頼できる仲間がいるからこそ、どんなに大変でも前に進めるんだなって感じたよ。
まとめ
今回の話、めちゃくちゃ見応えあったよね!
重三郎が「改」の仕事を引き受けるか悩んで、自分の職人魂と向き合う姿も良かったし、唐丸の件は本当に切なかった。
源内の挑戦もすごくて、失敗しても諦めないその姿勢が本当にかっこよかった。
彼が田沼意次と交渉して、炭の商売に挑戦するっていう展開もすごく面白かったよね。
何より、重三郎と源内がそれぞれの夢に向かって進んでいくのが最高だった。
簡単にうまくいかないからこそ、余計に応援したくなるんだよね。
次回、重三郎がどんな風に成長していくのか、源内の商売がどうなるのか、すごく楽しみ!