今回の『べらぼう』、めちゃくちゃ面白かった!
江戸の吉原を再興しようとする蔦屋重三郎の情熱が、すごく伝わってくる回だったよ。
彼がどんなふうに吉原を盛り上げようとしたのか、もう語りたくて仕方ない!
蔦屋重三郎の奮闘記
吉原遊郭の復興に燃える蔦屋重三郎は、遊女や店を紹介する『吉原細見』の「序」の部分に目をつけたの。
この「序」を工夫すれば、もっと人を惹きつけられるんじゃないかって考えたんだよね。
で、彼が狙ったのは平賀源内。あの源内よ? 当時、歯磨き粉「漱石香」の宣伝で評判だったし、彼に書いてもらえたら影響力も絶大じゃない?
だから、何とかして源内に「序」を書いてもらおうと奔走するの。
そして、ついに手に入れた「序」をもとに、新しい『吉原細見』を作るんだけど、これは彼の夢の第一歩だったんだよね。
吉原を単に賑やかにするんじゃなくて、新しい時代の吉原を作ろうとしてる感じが伝わってきて、すごくワクワクした!
花魁・花の井との出会い
長谷川平蔵が初めて吉原に足を踏み入れたとき、彼の前に現れたのが美しい花魁・花の井。
吉原には、最初の宴で花魁のほうから客に話しかけちゃいけないっていう厳格なしきたりがあるのね。
だから、平蔵は黙ってその場に座ってるしかないんだけど、その空気がまた独特の緊張感を生むのよ。
そんな中、ふわっと紙花が舞った瞬間、花の井が微笑むの。その一瞬で、平蔵の心は完全に持っていかれちゃうわけ!
この出会いが、彼の運命にどんな影響を与えるのか、今後の展開がめちゃくちゃ気になる!
しかも、この様子を見てた重三郎も、平蔵の姿に何かを感じ取ったみたいなのよね。
平賀源内との策略
さて、ここからがすごい展開になるのよ!
重三郎は「序」を書いてもらうために源内のもとへ行くんだけど、源内が出した条件がぶっ飛んでた。
なんと、重三郎に 花魁の格好をしろ って言ったのよ!ええ!?って感じじゃない?
でも、重三郎は本気で「序」が欲しいから、覚悟を決めてその条件を受け入れるの。
で、いざ宴の場に行ったら、そこにいたのが 男装した花の井。これがまた驚きだった!
実は、花の井は誰に言われたわけでもなく、自分の意思で男装して現れたのよ。
この宴、ただのふざけた遊びじゃなくて、源内が重三郎の覚悟を試してたんだよね。
さらに、源内が求めたのは「瀬川菊之丞の思い出を再現すること」。
瀬川菊之丞っていうのは、かつて人気だった役者で、源内にとって特別な存在だったみたい。
だから、その夜の宴は単なる条件じゃなくて、源内の心の中にある何かに触れる時間でもあったのよね。
そして、夜が明けるとついに源内が「序」を書くことを承諾!
この瞬間、重三郎の計画が動き出したのを感じて、鳥肌立っちゃった。
源内とのやり取りが単なる取引じゃなくて、人と人との繋がりとして描かれてるのが、すごく心に響いたなあ。
吉原細見の刷新
重三郎は、ただ『吉原細見』を更新するんじゃなくて、新しい吉原を伝えるものにしたかった のよね。
当時の『吉原細見』って、潰れた見世は黒塗りされて、消えた遊女の名前が残されたままだったの。
それを見た重三郎は、「これじゃあ吉原の未来が感じられない!」って思ったのよね。
そこで、新しい情報をしっかり集めて、吉原の魅力を再構築しようと考えたの。
源内の「序」を加えて、さらに自分でも江戸中を回って最新の情報を仕入れるのよ。
そして、ついに新しい『吉原細見』が完成!タイトルは 『細見鳴呼御江戸』。
これがまたすごくて、ただの案内書じゃなくて、吉原の文化や人々の息遣いまで伝わる一冊になってたの!
この本のおかげで、吉原に興味を持つ人が増えて、まさに 吉原再興の大きな一歩 になったわけ。
まとめ
いやもう、今回の『べらぼう』、めっちゃ濃かった!!
重三郎が吉原を復興させようと必死に頑張る姿が、本当にかっこよかったのよ。
それに、源内とのやり取りがめちゃくちゃ面白かった!
まさかの花魁姿になれって言われるし、そこに花の井が男装して現れるしで、もう予想外の展開続きだった。
でも、それがただのふざけた話じゃなくて、ちゃんと源内の過去や想いと繋がってるのが、すごく深かったんだよね。
あと、新しい『吉原細見』が完成するまでの流れも、すごく熱かった!
重三郎の情熱が詰まった一冊が、これからどんな影響を与えていくのか、続きがめちゃくちゃ気になる!!