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第6話のあらすじと注目ポイント
今回の『べらぼう』、めちゃくちゃ面白かったよ!
物語がますます深くなってきて、江戸の出版業界の裏側や幕府のゴタゴタが絡み合って、見応えたっぷりだった。
今回の主役はやっぱり蔦屋重三郎。
彼が鱗形屋を助けようと必死になる姿にぐっときた。
鱗形屋は、明和の大火のせいで資金が底をついて、もう後がない状態。
そんな中、重三郎が新しい青本を作るって決めて、動き出すの。出版の世界を変えようとする彼の挑戦がすごくワクワクする展開だった。
その一方で、幕府の中も一触即発の雰囲気。
田沼意次と将軍家治の間で意見がぶつかり合って、かなり緊迫してた。
田沼は財政を立て直そうと頑張ってるけど、日光社参っていう大イベントをめぐって対立が激しくなっちゃう。
これは単なるお金の問題じゃなくて、幕府の権力構造にも関わる話だから、観ててハラハラしたよ。
出版業界の奮闘と幕府の政治、どちらも手に汗握る展開だった。
重三郎の成長はもちろん、彼と鱗形屋の関係にも変化があって、そこも見逃せないポイント。
友情や信頼、そして裏切りまで入り混じるから、もう目が離せなかった。
あと、鱗形屋の偽板問題も重要な要素になってた。
長谷川平蔵が調査に乗り出して、出版業界のダークな部分を暴いていく感じがすごくリアルだった。
当時の出版の仕組みが細かく描かれていて、歴史好きとしてはめちゃくちゃ興味深かったな。
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鱗形屋の偽板問題とは
今回の話のキーポイントになったのが、鱗形屋の「偽板問題」。
これは、江戸時代の出版業界では絶対に見逃せない大問題だった。
発端は、鱗形屋の手代・藤八が勝手に「新増節用集」っていう本を出版しちゃったこと。
もともと大阪の版元が出してた「早引節用集」とほぼ同じ内容なのに、タイトルだけ変えて販売しちゃったんだよね。
今で言うと、著作権を無視した無許可の増刷みたいな感じ。
江戸時代にも、版元が独占的に出版できる「板株」っていう仕組みがあったから、これは完全にルール違反だった。
こういう偽板って、作るコストが安いから正規のものより安く売れるの。
でも、それが広まると本来の版元が大ダメージを受けちゃうわけ。結局、幕府も黙っていられなくなって、火付盗賊改の長谷川平蔵が動き出すの。
彼が鱗形屋の蔵を調べたら、出るわ出るわ、大量の偽板!
これはもうアウトだよね。
この事件が出版業界全体に波紋を広げて、重三郎たちも巻き込まれていくことになる。
出版業で生き残るにはどうすればいいのか、彼がどんな手を打つのか、めちゃくちゃ気になる展開だった。
江戸の出版業界の厳しさが伝わってくる話だったな。
キャラクターの成長と人間関係
今回の話で、重三郎の成長がしっかり描かれていたのが良かった。
彼は、名門の鱗形屋に関わることで新たな挑戦を始めるんだけど、単に商売のことだけじゃなくて、江戸の人々の心を掴む方法を模索していくの。
特に、青本作りに力を入れる姿勢がすごく印象的だった。
それと、鱗形屋との関係もかなり複雑だった。
表向きは良好に見えても、店主の孫兵衛は陰で「重三郎は利用されてるだけだ」なんて言われていて、重三郎の気持ちが揺れる場面もあった。
でも、彼は『告げ口は性に合わない』って言い切るのね。
その一本筋の通った感じがかっこよかったな。でも、この決断が思わぬ方向に進むことになるから、次回以降も目が離せない。
重三郎の周りの人間関係もどんどん深まっていく感じで、友情もあれば裏切りもあって、ドラマとしての面白さがどんどん増してた。
江戸時代の出版業界っていう特殊な舞台の中で、彼がどう生き抜いていくのか、これからの展開が本当に楽しみ。
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幕府の政治背景
今回のもう一つの大きなテーマが、幕府の政治。田沼意次と将軍家治の間での駆け引きが見応えたっぷりだった。
田沼は倹約政策を進めて財政を立て直そうとしてるんだけど、日光社参の問題が持ち上がってきて、幕府内で意見が分かれるの。
経済的に厳しい状況なのに、大掛かりな行事をやるべきかどうかっていう話なんだけど、これが単なるお金の話じゃなくて、政治の権力争いにもつながってるから、めちゃくちゃ緊張感があった。
田沼がどうやって将軍の信頼を得ようとするのか、その裏で誰がどう動くのか、いろんな思惑が絡み合っていて面白かった。
幕府の政治って単純じゃなくて、信頼関係とか駆け引きが大事なんだなって改めて感じたよ。
最後に
第6話、本当に濃い内容だった!
重三郎の奮闘も、幕府のゴタゴタも、どっちも見応えたっぷりで大満足。
特に、重三郎が「面白い青本を作れば売れる」っていう信念を持って新しい挑戦をするところが良かった。
時代に合ったものを作ろうとする姿勢がかっこよかったし、それがちゃんと形になりそうなところで偽板問題が発覚するっていう流れもすごく良かった。
一方で、田沼意次の政治ドラマも見逃せなかった。
幕府の財政問題や権力争いがリアルに描かれていて、時代の空気がすごく伝わってきた。
次回、重三郎がどう動くのか、田沼がどうなるのか、ますます楽しみになってきたね!