『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第14回の感想
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小芝風花ちゃんの涙に、心がぎゅっとなった
瀬川役の小芝風花ちゃん、今回ほんとにすごかった。特に松崎に襲われた後の、手も顔も傷ついた状態で涙をこらえてるシーン…。あの静かな涙の演技、言葉にしなくても伝わってくるものがあって、見てるこっちも思わず泣きそうになっちゃった。強がってるのにすごく脆くて、そのバランスのとり方が絶妙だったなあ。
横浜流星くんの真っ直ぐさが眩しすぎる
蔦屋重三郎を演じる横浜流星くん、回を重ねるごとにどんどん芯のある男に見えてくるんだけど、第14話は特に真骨頂だったかも。尋問のシーンでのあのまっすぐな目、瀬川を守ろうとする姿勢、本気で心打たれたよ。言葉じゃなくて、目線とか姿勢で語る演技が本当に上手で、重三郎がますます好きになっちゃった。
新井美羽ちゃん、すごい迫力だった…!
松崎を演じてる新井美羽ちゃん、今回初登場とは思えないくらいインパクトあった。あの襲撃のシーン、怖いだけじゃなくて、どこか哀しさもにじみ出てたんだよね。怒りや憎しみの奥にある孤独が、ちゃんと表情から伝わってきて…。こんなに若いのに、感情の幅が豊かでびっくりしちゃった。
正名僕蔵さんの存在感、やっぱり落ち着く
松葉屋の主人を演じる正名僕蔵さん、相変わらずの安定感で見ていてほっとする存在だった。セリフの一言一言に重みがあって、場の空気を柔らかくするところが本当に素敵。ドラマの中では渦中にいる人物が多いから、彼の穏やかな演技が心の支えみたいに感じたよ。
小芝風花ちゃんと横浜流星くんの空気感が最高
今回特に印象に残ったのが、瀬川と重三郎が松葉屋で語り合うシーン。小芝風花ちゃんと横浜流星くん、セリフのやりとりはもちろんだけど、沈黙の時間すらもふたりの心が通ってるのが伝わってきて、見ていて胸が熱くなった…。演技を超えた空気感ってこういうことなんだなって、改めて感じさせてくれたよ。