6月13日に放送されたドラマ「魔物」の最終回、もう、ただただ衝撃だった…。主演の麻生久美子さんももちろん素晴らしかったけど、何より話題になったのは、凍也の妻・夏音を演じた北香那さんの演技力!あんなに繊細で怖くて切ない表情、一瞬で画面に引き込まれたし、感情がグラグラ揺さぶられて大変だった…。ただのサスペンスじゃなくて、心の闇とか、逃げられない現実とか、そういう重みがズシンと来たラストだったよ。


「早く帰ろう」に応じたその瞬間…夏音の選んだ結末
最終回のクライマックスは、まさに息を飲む展開。縛られて気を失っていた凍也(塩野瑛久さん)が目覚め、「ごめんね」って夏音に謝るシーン、なんとも言えない空気だったよね。夏音も一瞬、迷いながら手首の縄を解くんだけど、次の瞬間には彼の背後から…ネクタイで絞めるという衝撃の行動。涙をこぼしながらの笑みが、もう怖すぎて切なすぎて…。愛していたはずなのに、ここまで追い詰められてしまった夏音の心情が痛かったなぁ。
法廷での告白に、視聴者の胸がざわついた
裁判のシーンで、夏音が「私が凍也を殺しました」と語る場面、すごく静かなのに一番刺さったかも。凍也が死んでなかったら、自分が死んでいた…そんな言葉がリアルで重くて、一気に現実に引き戻された感じ。結局、夏音には懲役7年の判決が出るんだけど、それさえも「生きるための選択」だったんだろうなって思うと、なんとも言えない気持ちになった。夏音の罪は重いけど、彼女の心を責めることなんて誰にもできない…。
北香那さんの演技に「魔物」を感じた人、続出!
SNSでも「北香那さんがすごすぎた!」って感想がいっぱい流れてきてて、私も完全に同意。狂気と愛情が入り混じった表情、目の動き、声のトーン、全部が計算されてるみたいでゾクゾクした。泣いてるのに笑ってる、弱いのに強く見える、そのギャップが凄まじくて…。最初はあんなに普通の妻って感じだったのに、どんどん壊れていく様子がリアルすぎて、もう目が離せなかった。他の作品でも絶対見たい女優さん!
『魔物』第1話の感想
『魔物』第2話の感想
『魔物』第3話の感想
『魔物』第4話の感想
『魔物』第5話の感想
『魔物』第6話の感想
『魔物』第7話の感想
まとめ
「魔物」ってタイトル、最初はミステリー的な意味かなって思ってたけど、ラストまで見たら、人の中に潜む“本当の魔物”って、きっと心の中にある感情なんだなって気づかされた。北香那さんの夏音は、その象徴みたいだったな。怖いけど、切ないし、共感すらしてしまう…。そんな最終話、ただのエンタメじゃなくて、深く心に残る一本になったよ。ほんと、すごかった。