『エンジェルフライト』第1話の感想

米倉涼子さん、やっぱりかっこいい！那美役がすごくぴったりで、冷静に現場をリードする姿が素敵だった。スラム街でのシーンでは、真剣な表情で自分を信じて行動するその姿勢が、彼女らしい強さを感じさせて、見ているこちらも勇気をもらった。米倉さんの演技って、どんな役でも心を動かされるよね。

松本穂香ちゃんの演技、すごくいいなって思った。凛子の役は、最初はちょっとおとなしいけど、だんだんと強くなっていくキャラクターだよね。スラム街での緊張感漂うシーンでも、彼女がしっかりとサポートしようとする姿にグッときた。穂香ちゃんの自然な演技、見ていてすごく引き込まれる。

杉本哲太さんが演じる陽平の父親・辰彦、すごく印象的だった。息子の死に対して冷徹に見えるけど、その裏には複雑な感情があるんだろうなと思わせる演技が素晴らしい。特に陽平の遺体についての言動が心に残った。あんなに強く見えるのに、実は心の中では葛藤しているのが伝わってきて、演技力に感服。

麻生祐未さんの演技、母親としての覚悟が感じられてすごく良かった。佐千恵として、息子の死に対する思いが複雑で痛々しいけれど、しっかりと現実を受け入れようとしている姿がすごくリアルだった。彼女が見せる静かな強さに、どこか母親としての深い愛を感じたよ。麻生さんの演技、心に残る。

葉山奨之くんが演じる杉原陽平、亡くなった役だけど、彼の存在感がすごく感じられた。死後のエピソードで彼の人となりや背景が少しずつ明らかになっていくのだけど、叶わなかった陽平の想いを感じ取るシーンが深かった。こういう役を演じる葉山くん、ほんとに魅力的だなって思う。