『完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―』第3話の感想
前田公輝さんの動揺の演技がリアルすぎた
拓哉を演じる前田公輝さん、妻の行動を追いながら感情が崩れていく感じがすごくリアルだった。ホテルで千春を見かけた瞬間の焦りと混乱が伝わってきて、胸がぎゅっとなった。泣きそうなのを必死にこらえてる表情が切なすぎた。
仁村紗和さんの微笑みが逆に怖かった
千春役の仁村紗和さん、ラウンジで『S』に向けたあの優しい笑顔が、逆にゾッとするくらい印象的だった。日常の顔とラウンジでの顔の切り替えがうますぎて、どっちが本音なのかわからなくなるあの感じ、見入っちゃった。
野村周平さんの存在感が支えになってた
桜井を演じる野村周平さん、出番は少なかったけど拓哉を支える存在としてすごく重要だったと思う。冷静だけどちゃんと心配してる感じがセリフや声のトーンににじんでて、こういう友達がいてくれてよかったって思わせる演技だった。
拓哉の混乱に寄り添うカメラの切り替えが絶妙
これは前田公輝さんの演技と一体になってたんだけど、視線の動きや息づかいまで計算されてるみたいで、見てるこっちも一緒に動揺する感じがあった。心の中がぐちゃぐちゃな状態が、表情だけでこんなに伝わるのすごいと思った。
仁村紗和さんの手の演技が印象的だった
ラウンジで千春が『S』の手に自分の手を重ねるシーン、言葉がなくてもその手の動きと表情だけで気持ちが伝わってきた。仁村紗和さんの演技って細かいところまで丁寧で、無言のシーンほど余計に心に残るの、すごいなって思った。