『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第10話の感想
栗山千明さんの繊細なまなざしが胸に沁みた
伊麻が見せる幸せそうな笑顔の奥にある迷いや痛みを、栗山千明さんがすごく丁寧に演じてて、何度も胸がぎゅっとなった。特に仮面の自画像のシーンは、無言なのに感情が溢れてくるようで、涙が出そうになったよ。言葉よりも視線や動きで語る演技、本当に圧巻だった。
伊藤健太郎さんのまっすぐな誠実さが伝わってきた
氷雨の真剣な気持ちが、伊藤健太郎さんの表情や言葉にすごくよく表れていて、どんなときも伊麻のことを真摯に想ってるのが伝わってきたよ。結婚式前に自画像を見るシーンでの微細な表情の変化が、本当に心に残った。自分の不安と向き合う姿もリアルで、胸に響いたな。
丸山智己さんの穏やかさが物語に安心感をくれた
到さんがいることで、伊麻たちの暮らしに落ち着いた空気が流れてて、それを丸山智己さんが自然に演じてたのが素敵だった。存在感がありながらもでしゃばらず、全体を包み込むような演技が、ほんとに心地よかったよ。そばにいるだけで安心する人って、こういう感じなんだなって思った。
千賀健永さんの繊細な表現が印象的だった
亜夫の、ちょっと不器用だけど誰よりも人の気持ちに敏感な感じを、千賀健永さんがとても優しく演じてたのが印象的だった。言葉少なでも、目線や佇まいで語るところが本当にリアルで、ふっとした瞬間の優しさにドキッとした。静かに支える演技がとても心に残ったよ。
小宮山莉渚さんの明るさが場面を柔らかくしてくれた
千夏の無邪気で前向きな存在が、重くなりがちな空気を優しくほぐしてくれてた気がする。小宮山莉渚さんの自然な笑顔やふとしたセリフが、ほんとにリアルで可愛かった。家族の中にちゃんと溶け込んでる演技で、まるで本当の家族を見ているような温かさがあったよ。
徳永えりさんの心の揺れが切なかった
絹香が笑顔を失っていく過程を、徳永えりさんがものすごく丁寧に演じていて、見ていて本当に胸が痛くなった。どこか諦めたような、それでも必死に日々をやり過ごす感じがリアルで、共感してしまった。ふとした瞬間の目の曇りが忘れられないくらい印象に残ったな。
並木彩華さんのまっすぐな言葉に涙が出そうになった
萌絵が母に気持ちをぶつけるシーン、並木彩華さんの真剣な表情にすごく心を動かされたよ。子どもだからこそ見抜ける母の変化や、本気の心配をまっすぐに伝える姿がリアルすぎて泣きそうになった。あのシーン、演技というより本心そのものみたいに感じたくらいすごかった。


『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第1話の感想
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