『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第8話の感想
小宮山莉渚ちゃんの千夏、苦しさを抱えた演技がリアルすぎた
莉渚ちゃん、無理して太呂に応えようとする千夏の不安や恐怖を、表情ひとつで見せててほんとすごかった。線路に飛び込もうとするシーンなんて息が詰まるくらいリアルで、目の奥にある「助けて」の声がちゃんと伝わってきて、胸がギュッと締めつけられた。
栗山千明さんの伊麻、母親としての痛みが伝わってきた
伊麻が警察で千夏に拒絶されたときの表情、もう泣きそうになっちゃった。強くあろうとするのに傷ついてるのが隠せてない感じが、栗山さんの繊細な演技でめちゃくちゃ響いた。太呂と対峙するときの毅然とした態度とのギャップも圧巻だったなぁ。
竹野世梛くんの太呂、不気味な執着が怖すぎた…!
太呂の「俺だけが理解してる」っていうセリフ、本当にゾッとした…。竹野くん、優しさの裏にある支配欲みたいなものを見事に表現してて、鳥肌立っちゃったよ。こんなに怖い演技ができるなんて、ほんと実力派だと思う。目の演技が特にすごかった。
伊藤健太郎くんの氷雨、優しさと怒りの葛藤が切なかった
氷雨が千夏を思って怒りを爆発させちゃうシーン、健太郎くんの感情の振れ幅が本当にリアルだった。「どうして話してくれないの」って気持ちが痛いくらい伝わってきて、ただの優しい人じゃない深さを感じた。千夏を想う目が真剣で泣きそうだったよ。
丸山智己さんの到、無力感の演技に胸が苦しくなった
警察で何もできない自分に打ちひしがれる到の姿、丸山さんが静かに演じてて逆に心に刺さった…。大人として、男として、何もできなかったっていう後悔と情けなさを、言葉じゃなく背中で語ってる感じがすごくて、こんな演技ができる人って貴重だなって思った。


『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第1話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第2話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第3話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第4話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第5話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第6話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第7話の感想