『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第6話の感想


徳永えりさんの揺れる心の演技が本当にリアルだった
絹香を演じる徳永えりさん、すごく繊細で複雑な心の変化を丁寧に表現してて、見てて胸がギュッと締めつけられた。迷いと覚悟が混ざった目の動きや、言葉を選ぶときの間の取り方がすごく自然で、「この人、本当に悩んできたんだな」って感じられた。台詞以上に、表情で語ってる感じがめちゃくちゃ刺さった。
栗山千明さんの静かな強さに圧倒された
伊麻を演じる栗山千明さんの存在感がすごかった。物静かな口調の中に、芯の強さがにじみ出てて、まさに“言葉よりも態度で語る”って感じ。目を細めたり、ふっと視線を逸らすだけで、相手との距離感とか感情の温度が伝わってくるのが本当にすごい。ああいう演技、さすがだなって何度も思っちゃった。
夙川アトムさんのリアルな“無関心”が逆に怖い
真人役の夙川アトムさん、あの無関心っぽい雰囲気がリアルすぎてゾッとした。言葉では優しさを装ってるけど、どこか冷たくて、まるで心がそこにないような感じをすごく上手に出してた。淡々とした口調や、表情の乏しさが逆に夫婦の距離を感じさせて、空気の冷たさが画面越しにも伝わってきた。
並木彩華ちゃんの不安げな演技が胸に残った
娘の萌絵役の並木彩華ちゃん、子どもながらに“何かが変わった”って感じてる不安を、表情やちょっとした仕草でうまく表現してたのが印象的だった。言葉にできないモヤモヤを抱えてる様子がすごくリアルで、視線の動かし方とか、声のトーンにもちゃんと気持ちが出てて、すごいなぁって思った。
小宮山莉渚ちゃんの戸惑いの演技が心に刺さった
千夏を演じる小宮山莉渚ちゃん、太呂からの愛情をどう受け止めていいか分からないっていう戸惑いが本当にうまく出てた。目が泳いだり、口元が震える感じが、台詞以上に気持ちを語ってて、こっちまで息苦しくなるくらいだった。若いのにあの繊細さを出せるの、ほんとすごいと思う。
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第1話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第2話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第3話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第4話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第5話の感想

