『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第4話の感想


『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第1話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第2話の感想
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第3話の感想
徳永えりさんの静かな演技が胸に刺さる
徳永えりさん演じる絹香の、怒りも泣きもせずただ現実を受け止めている姿がすごくリアルで、ぐっときたの。大きな感情を表に出さない分、目の奥にある戸惑いや苦しみがちゃんと伝わってきて、見ていて胸が締めつけられる感じ。日常の小さな所作や沈黙にさえ意味が込められてるようで、彼女の演技の深さに惹き込まれたよ。
栗山千明さんの自由な伊麻がとにかく魅力的
栗山千明さんが演じる伊麻って、どこか謎めいてるけど自由で、自分の人生をちゃんと生きてるって感じがしてすごく惹かれるの。絹香とは対照的な存在なんだけど、上から目線じゃなくて、ちゃんと寄り添うように言葉をかけるところが素敵すぎた。芯のある女性像を、栗山さんが静かにでも強く演じてて、その説得力がすごく響いたよ。
千賀健永くんの亜夫、表情の揺らぎがすごく繊細
千賀健永くんって、アイドルのときとはまた違う顔を見せてくれてて、演技にすごく引き込まれた。亜夫の軽さの裏にある不安定さとか、嘘がバレたときの焦りとかがすごくリアルで、目の動きとか口元の緊張感にドキッとした。軽く見える役なんだけど、ちゃんと人間らしい弱さを演じてて、そこに深みを感じたな。
丸山智己さんの存在感が安心感を生んでた
到役の丸山智己さん、落ち着いた大人の色気と余裕があって、場面に出てくると空気がふっと安定する感じがした。派手な演技はしてないのに、セリフ一つひとつにちゃんと重みがあって、安心感があるの。ちょっとした視線の使い方とか間の取り方が上手で、絹香たちの感情の動きと対照的な存在としてすごく効いてた。
無言のシーンが印象的で、俳優たちの表現力が光ってた
このドラマって、セリフより“沈黙”で語るシーンが多いんだけど、それがまた俳優さんたちの表現力をすごく際立たせてたの。特に徳永えりさんと栗山千明さんの間で流れる空気感とか、視線だけでわかる感情の機微が本当に美しくて、つい息をのんじゃう。感情を言葉にしないことで、かえって重く伝わってくるのがすごかった。

