6月3日放送の『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』最終回、めっちゃ泣けた…。多部未華子さんが演じる詩穂と、そのお父さん・純也のシーンがとにかく心に刺さる。コロッケを作りながら、お母さんと詩穂に「ありがとう」と「ごめん」を伝えるお父さんに、SNSでも「涙腺崩壊」って言ってる人多くて、ほんとそれって感じだった。日常の中にある家事の重みと、感謝の気持ちって、大事だなって改めて思わされた。

お父さんのコロッケが、ただのコロッケじゃなかった
「詩穂が出ていった日のことはよく覚えてる」って話しながら、お父さんがコロッケ作るんだけど、その時点でもう胸がギュッてなった。花型のにんじん入れて、お母さんの真似しようとしたんだけど、うまくできなくて「難しいなあ」って肩すくめてて、それがまた切なくて…。でも、そのコロッケにお父さんの全部が詰まってる気がして、詩穂に差し出すシーン、涙止まらなかった。
今さらだけど、ちゃんと反省してた
昔は料理も掃除も「簡単なこと」って思ってたお父さんが、実際に兄のお世話してみて「めっちゃ大変だった」って気づいたのがリアルだった。詩穂にもずっと家事押しつけてたこと、本気で後悔してて、「悪かった」ってちゃんと言ったの、偉かった。しかも、詩穂が作ったごはんがおいしかったこともちゃんと伝えてくれてて、こっちまで「よかったね」って気持ちになった。
「許して」とは言わなかったお父さんの本気
お父さん、泣きながら「ありがとう」っていっぱい言ってくれたのに、「許して」って言葉は出さなかったのが逆にズルいって思った。ちゃんと反省してるからこそ、そんな軽く許してほしいとは言えなかったんだろうな。お母さん亡くなったあとも変われなかった自分を責めてて、それでも今は、自分でごはん作って掃除して洗濯して…って家事全部やってて、それがもう本気の反省って感じだった。
『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第1話の感想
『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第2話の感想
『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第3話の感想
『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第4話の感想
『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第5話の感想
『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第6話の感想
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『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』最終回の感想
まとめ
この最終話、ほんと泣けるし、あったかい気持ちにもなるし、最高のラストだったと思う。詩穂への「ごめん」と「ありがとう」が、お父さんなりの精一杯の気持ちで、それがちゃんと届いた気がした。家事って見えにくいけど、ちゃんと向き合うことで、家族の関係も変わっていくんだなって思った。見終わったあと、ちょっとだけ家族に優しくなりたくなるような、そんな回だった。