『対岸の家事～これが、私の生きる道！～』第4話の感想

詩穂を演じる多部未華子ちゃん、ほんとに表情だけで感情が語れる人だなって改めて思った。苺のことを心配してる時の柔らかい目とか、晶子の話を聞く時の真剣な顔、それに自分の過去と向き合う切なさまで全部が自然でリアル。ひとつひとつの仕草にも温かみがあって、画面越しでも心にしみる演技だったよ。

晶子役の田辺桃子ちゃん、いつもニコニコしてるのに、その奥にある悩みがちらっと見える感じの演技がほんと上手でドキッとしちゃった。子どもについての話題ってデリケートなのに、それを無理なく自然に伝える表現ができるってすごい。レディースクリニックでのシーン、胸がキュッとなっちゃった…。

虎朗役の一ノ瀬ワタルくん、強面なのにすごく優しくて不器用な感じが出ててめちゃくちゃ良かった。両親のことを話してる時のちょっと照れくさそうな表情とか、言葉が足りないけど気持ちは伝えたいっていうのがちゃんと伝わってくる演技が素敵すぎた。ケンカのシーンもリアルで、思わず見入っちゃった！

朝井大智さんの若先生、まだまだ未熟なところもあるけど、それでもちゃんと責任感を持って頑張ってる姿がすごく伝わってきたの。患者さんたちの“後継ぎ”の話に戸惑いつつも、しっかり対応してる感じとか、人としての成長を感じさせる演技が温かくて、見ててほっこりしたし応援したくなっちゃった！

苺ちゃんを演じる永井花奈ちゃん、子役とは思えないくらい自然体で、ちょっと具合悪そうにしてる姿さえリアルすぎて心配になっちゃうくらいだった。詩穂と話すときの表情も、無理に作ってる感じが全然なくて、すごくナチュラルで本物の親子みたいだったよ。あの存在感は本当にすごいと思う！