蓮佛美沙子さんの繊細な感情表現が心に沁みた
泉美優を演じる蓮佛美沙子さん、寂しさや戸惑いをぐっとこらえている感じがすごくリアルで、見ていて共感の嵐だった。無言のシーンでも目の動きや姿勢だけで「言えない気持ち」が伝わってきて、静かな中に強い感情がちゃんとあったのが素晴らしかった。
溝端淳平くんの“距離感ある夫”が自然すぎた
陽介役の溝端淳平くん、ちょっと冷たく感じるけど、それがわざとらしくなくてむしろリアル。言葉は優しいのに、目線とか声のトーンに違和感があって、それが奥さんを不安にさせる感じがとても上手だった。優しさと無関心の境目が絶妙だったよ。
いしのようこさんの穏やかな存在感に癒された
花田寛子を演じるいしのようこさん、表情もセリフも全部柔らかくて、見てるだけでホッとする感じ。寂しさを抱えつつも笑顔でいようとする強さが、自然と伝わってきた。声のトーンとか、空気の和ませ方が本当に素敵だったし、説得力があったよ。
勝村政信さんの優しい説得にほろっとした
勝村政信さん演じる健次郎の、妻を思いやる態度がすごく伝わってきて、ああいう穏やかで深い優しさっていいなぁって思った。派手な演技じゃないけど、言葉ひとつひとつが温かくて、存在感があるのに押しつけがましくないところがさすがだった。
中井友望ちゃんの揺れる乙女心がリアルだった
星野あかりを演じる中井友望ちゃん、彼氏への気持ちと夢への不安が入り混じってる複雑な心情を、自然体で演じててすごく良かった。無邪気な笑顔とふと見せる切ない表情のギャップにドキッとさせられたし、若さ特有の葛藤がちゃんと伝わってきた。
オープニングテーマ、Swagcky「Junction」
エンディングテーマ、macico「soirée」