第9話の『あなたを奪ったその日から』、まさかここまで心がギュッと締めつけられるとは思わなかったよ…。最後の美海の「この子、誰?」ってセリフが刺さりすぎて、もう胸が痛くてしんどい…。どんどん暴かれていく過去と、何も知らなかった子どもたちのリアクションがリアルすぎて、息するのも忘れるくらいだった。北川景子さんの演技もすごすぎて、ただただ圧倒される回だった。


望月の気づきがつなぐキーホルダーの記憶
今回のキーポイントだったのが、あの電車のキーホルダー。望月(筒井道隆さん)が紘海の家に行って、美海のバッグについてたキーホルダーを見たときの表情、めっちゃ印象的だった。望月の中で、11年前の記憶と美海の存在が一気につながったんだろうなって、こっちまでドキドキした。大人たちは少しずつパズルのピースを集めてるけど、それを見てる私たちはもう「お願い、これ以上苦しまないで…!」って気持ちになる。
「ホクロが二つ」…じわじわ迫る真実
望月が美海に話しかけたとき、「ホクロが二つある?」って聞いたの、正直怖かったよね。でも美海は無邪気に応えてたし、それがまた切なくて…。そのあとスマホで検索して、行方不明になった子=結城萌子の情報を見つけたときの演出もすごかった。「2015年12月6日失踪」「電車が好き」「肘にホクロが二つ」って、どんどん自分に当てはまる情報が出てきて、見てるこっちは心臓バクバク…。何も知らなかった美海が、自分の存在に疑問を持つその瞬間、涙止まらなかった。
北川景子さんの表情がすべてを物語る
やっぱりこの回で一番心を持っていかれたのは、紘海(北川景子さん)の表情。美海に「この子、誰?」って言われた瞬間の固まり方、そしてゆっくり崩れていく顔…。もうセリフなんていらないくらい、あの一瞬の沈黙と目の動きだけで、紘海の感情が全部伝わってきた。北川景子さん、感情の振り幅が本当にすごくて、ただただ見入ってしまった。どれだけ苦しい思いをしてきたか、どれだけ必死で守ってきたかが詰まってた。
それでも傷つくのは子どもたち
このドラマの残酷なところは、大人たちの“事情”に一番巻き込まれて傷つくのが子どもたちってところだよね。美海にしても梨々子にしても、自分ではどうにもできないところで、心をかき乱されてるのがほんとにツラい。特に梨々子(平祐奈さん)のオーバードーズの原因を旭(大森南朋さん)が気づくシーン、なんかもう静かに泣いてしまった。傷ついた心は、言葉じゃ簡単に癒えないんだよって思い知らされた。
『あなたを奪ったその日から』第1話の感想
『あなたを奪ったその日から』第2話の感想
『あなたを奪ったその日から』第3話の感想
『あなたを奪ったその日から』第4話の感想
『あなたを奪ったその日から』第5話の感想
『あなたを奪ったその日から』第6話の感想
『あなたを奪ったその日から』第7話の感想
『あなたを奪ったその日から』第8話の感想
まとめ
第9話は、まさに感情のジェットコースター。美海の問いかけに答えられない紘海、記憶とつながっていく望月、そして真実を突きつけられた美海自身…誰の気持ちも無視できなくて、胸が締めつけられる展開だったよ。とにかく、ラストの「この子、誰?」にすべてが詰まってた。ドラマなのに本当にリアルで、心の奥にずっと残るセリフになったと思う。