『あなたを奪ったその日から』第1話の感想


北川景子さんの涙に胸がぎゅっとなった
紘海を演じる北川景子さんの演技が、本当に胸に突き刺さった。娘を失った瞬間の取り乱し方とか、放心状態の表情とか、もうリアルすぎて一緒に泣いてしまったよ…。すごく静かなシーンでも、目の奥にちゃんと悲しみがあるのが伝わってきて、本当に凄かった。感情の揺れが丁寧に表現されてて、ただの悲しみじゃなくて怒りや罪悪感も感じられるところが深かったな。
大森南朋さんの冷徹さが怖かった
旭役の大森南朋さん、最初の記者会見のシーン、マジでゾクッとした。あの感情を押し殺したような話し方とか、遺族の気持ちをわかってない感じ、見てて腹立つくらい上手だった。なのに、ちょっとだけ人間臭さも見える瞬間があって、そこがまた複雑で良かった。嫌われ役なのに目が離せない存在感だったなあ。
高橋光臣さんの優しさと無力感がリアルだった
景吾役の高橋光臣さん、家庭の中で支えようとしてる姿がすごく切なかった。パパとして、夫として、紘海を守りたいけど、どうしたらいいかわからない不器用さがめちゃくちゃリアルだった。娘を失ったあとの表情、強く見せようとしてるけど崩れそうな感じ、グッときちゃった。ちゃんと“父親の悲しみ”を表現してたと思う。
筒井道隆さんの誠実さがにじみ出てた
望月耕輔を演じる筒井道隆さん、あのキャラの中にある“申し訳なさ”とか“どうしようもなさ”がすごく伝わってきて、思わず感情移入しちゃった。直接的に謝ったり泣いたりしないけど、表情や目の動きに誠実さがにじみ出てて、ずっと心に引っかかる感じだった。物静かなんだけど、存在感がすごくあったなあ。
石原朱馬ちゃんの純粋さが心に残る
灯ちゃん役の石原朱馬ちゃん、本当に天使みたいだった…。ちょっとした仕草や笑顔、セリフも少ないのに、すごく印象に残った。だからこそ、あのシーンは本当に辛かった…。子どもならではの素直さや愛らしさがちゃんと出ていて、灯ちゃんの存在がどれだけ家族にとって大切だったかが一目でわかる演技だった。

