『ムサシノ輪舞曲』第9話の感想

2025年4月ドラマ

2025.06.152025.06.16

正門良規さんの龍平が、ヨリコの気持ちを受け止めようとする時の戸惑いや、環への未練を隠しきれない感じがすっごく自然で心に響いたよ。表情だけで心の中の迷いが伝わってきて、見ていて胸がギュッとなった。

影山優佳さんのヨリコは、龍平への思いをまっすぐにぶつける姿が本当に健気で、見ていて応援したくなった。告白する時の目の輝きとか、声の震えがリアルで、ヨリコの勇気がすごく伝わってきたんだ。

高梨臨さんの環は、龍平に対しても衣笠に対しても、どこか自然体で優しさがにじみ出てるのが素敵だった。バレエ教室で話すときの柔らかい表情とか、穏やかな口調がすごく印象に残ったよ。

髙地優吾さんの文太は、あの場の空気を和ませる感じがすごく良くて、出てくるたびにホッとした。衣笠のことを話す時の絶妙な間とか、ちょっとおちゃめな雰囲気が上手で、文太らしさがよく出てたなって思った。

稲葉友さんの衣笠は、シャツの仕立てで見せた職人としての誇りがすごくかっこよかった。普段の穏やかさと、その芯の強さのギャップが見事で、龍平がハッとするのもすごく納得できたんだ。

岩谷健司さんの沼田は、静かだけど説得力のある存在感があって、龍平が心を動かされるのもすごくわかる気がした。言葉少なだけど優しさや情熱がにじみ出てて、見ていて安心感があったよ。