「ロンダリング」第9話の感想|迫られる決断と揺らぐ信頼【ネタバレなし】

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真実が突きつける衝撃

白骨死体の正体が“白川愛”(桜井日奈子さん)だと明かされた瞬間は、言葉を失うほどの衝撃だった。しかも、その死に関わっているのが『アマミ不動産』社長・天海吾郎(大谷亮平さん)だと突きつけられるなんて…。緋山(藤原丈一郎さん)がショックを受けるのも当然で、見ている側も一気に心を揺さぶられる展開だった。

P.J.という存在の不可解さ

橋本涼さん演じるP.J.は、とにかくすべてを知りすぎている。その口から語られる過去の真実は重く、そして不気味に響く。緋山が「“白川愛”とどういう関係なんや?」と詰め寄る場面は、視聴者としても同じ疑念を抱いてしまう。はぐらかす笑みの裏に隠されたものは一体何なのか…。見れば見るほど深い闇に引き込まれていく感じがした。

止められる調査と迫られる選択

天海が大阪支社に現れ、調査を止めろと迫るシーン。緋山が必死に「納得できません!」と声を上げる姿には胸が熱くなるけど、冷たく突き放す天海の態度は圧倒的だった。自分の信念を貫こうとする緋山と、権力で押さえつけようとする天海。その対立が突きつける“決断”は、見ている側にも重くのしかかってくる。

揺れる夏凜の眼差し

その光景を複雑な思いで見つめる夏凜(菅井友香さん)の存在も印象的だった。彼女の心に去来するのは怒りなのか、それとも別の感情なのか…。言葉にならない表情の揺らぎが、この物語にさらに深い余韻を与えていた。

主題歌、『Black Nightmare』なにわ男子、収録
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