『子宮恋愛』第9話の感想
松井愛莉さんの不安な表情がリアルで胸に刺さった
まきを演じる松井愛莉さん、本当に表情の一つひとつが繊細で、妊娠したときの戸惑いや不安、心細さが全身から伝わってきたよ。妊娠を喜びたいのに素直になれない気持ちとか、山手の反応に傷つく様子とか、全部がリアルすぎて感情移入せずにはいられなかった。静かな演技なのに、心の中がちゃんと見えるようだった。
大貫勇輔さんの複雑な内面を感じさせる演技が印象的
山手役の大貫勇輔さん、今回すごく難しい立ち位置だったと思うんだけど、そっけなさの中にいろんな感情が見え隠れしてて、見ててドキッとした。何を考えてるのか全部はわからないのに、心の中で何かが揺れているのが伝わってくるってすごいよね。まきとの距離感が微妙にズレていく感じもリアルだった。
吉本実憂さんの芯の強さと繊細さのバランスが見事だった
寄島を演じた吉本実憂さん、今回めちゃくちゃ存在感あった。過去の話をするときの強がりと、その奥にある傷ついた心が両方感じられて、胸がきゅっとなったよ。堂々としてるように見えて、実はすごく不器用で繊細なところが垣間見える演技がとてもよかった。まきとの会話のシーン、すごく引き込まれた。
沢村玲さんの静かな重みのある演技が印象に残った
恭一役の沢村玲さん、出番は少なかったけど、まきとの関係がまだ終わっていないっていう微妙な空気感をしっかり表現していてすごかった。何気ない一言や沈黙にすら意味があるように感じられて、あの存在感はさすがだと思った。画面に映るだけでまきの葛藤が浮き彫りになるような、静かで強い演技だったよ。

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