『子宮恋愛』第3話の感想

松井愛莉ちゃんのまき、本当に表情だけで感情が伝わってくるのがすごかった。山手への気持ちに戸惑う様子や、恭一との暮らしで心が沈んでいく感じ、全部が顔に出てて、見てるこっちまで苦しくなっちゃった。無理して笑ってる顔とか、ふとした瞬間の視線の揺れに、まきの葛藤がにじんでて共感しまくりだったよ。

山手を演じる大貫勇輔さん、ほんとに“気になる存在”として完璧だった。赤ちゃんをあやす優しい雰囲気とか、ふっとした時の視線の奥に、何か言えないものを抱えてる感じがあって、すごく引き込まれた。言葉少なでも存在感があるし、まきが惹かれちゃうのも納得って思ったな。

恭一役の沢村玲くん、今回めちゃくちゃリアルだった。赤ん坊の泣き声に苛立つシーン、ちょっと怖いくらい感情がむき出しになってて、心がざわざわした。体調を崩して弱ってる姿も、どこか脆さが見えたし、愛情のすれ違いを演じるのが本当に上手で、見ていて切なかった。

まきの心の中の揺らぎを、松井愛莉ちゃんがすごく丁寧に演じてて、ひとつひとつの仕草や表情に気持ちがこもってた。山手の子どもがいるって知ったときの驚きとか、看病してるときの複雑な気持ちとか、全部がリアルで、共感できる部分が多くて、ついつい感情移入しちゃった。

「会いたい」っていう一言、あれだけで心を揺さぶる演技ができる大貫勇輔さん、ほんとすごい。声のトーンといい、ちょっと切なそうな雰囲気といい、距離感がぐっと縮まるような感じで、まきじゃなくてもドキッとしちゃうと思う。あの一言の重さをちゃんと伝えてくれるのがさすがだったな。