『子宮恋愛』第4話の感想



『子宮恋愛』第1話の感想
『子宮恋愛』第2話の感想
『子宮恋愛』第3話の感想
松井愛莉さんの心の浮き沈みに共感しかなかった
まき役の松井愛莉さん、誕生日に喜んだと思ったら一気に落ち込む、その感情の流れがすごく自然でリアルだった。プレゼントの紙袋を見つめるあの視線とか、声にならない戸惑いが滲んでて、見ていて切なくなったよ。期待しちゃう気持ちとか、信じたいのに不安になる感じとか、丁寧に表現してくれてて、胸がぎゅっとなった。
沢村玲さんの”嘘をつく男”のリアリティがすごかった
恭一を演じる沢村玲さんの演技、あまりに自然で逆に怖かった。「急に仕事が入った」って平然と書かれた置き手紙に、どこか罪悪感を感じさせない態度がリアルすぎて…。ホテルに向かうシーンも、迷いがないようでどこか影があって、そのギャップにゾクッとした。ああいう“普通の顔して裏がある”男の演じ方、上手いなって思った。
吉本実憂さんのしたたかな魅力が圧倒的
寄島役の吉本実憂さん、今回めちゃくちゃ存在感あった。「欲しいものは手に入れる」っていうセリフに、迷いも遠慮も感じさせない強さがあって、目が離せなかった。笑顔の中にある冷たさとか、全然感情を表に出さない感じが逆に怖くて、したたかな女性の怖さをリアルに演じてると思った。
些細な表情の演技で魅せる松井愛莉さんの繊細さ
松井愛莉さんって、セリフがないときの表情の芝居が本当に上手い。恭一の行動に不信感を抱いたときの、じわじわとこみあげる不安とか、目の奥に浮かぶ疑いの色がめちゃくちゃリアルだった。何も言わなくても伝わるってこういうことなんだなって思ったよ。
沢村玲さんの”嘘を重ねる”余裕ある怖さが見事
恭一を演じる沢村玲さんの、あの余裕のある態度が逆に不気味で。嘘をついてるのに堂々としてて、全然焦ってないところが怖すぎた。演技が自然すぎて本当にああいう人いそうだし、「何が本音で何が嘘?」って見てる側まで混乱しちゃうくらい上手だった。魅力的だけど信用できない男、ぴったりだった。


