『子宮恋愛』第2話の感想



松井愛莉ちゃんの揺れる心が切なすぎる
まきを演じる松井愛莉ちゃん、表情のひとつひとつがすっごく繊細で胸がぎゅっとなった。山手の言葉に揺れながらも、恭一への思いを捨てきれない葛藤がリアルで、まきの心がこっちにまでじんわり伝わってきたよ。涙をこらえるシーンとか、静かな表情の中に感情が爆発しそうな危うさがあって、ずっと目が離せなかった。
大貫勇輔さんのミステリアスさがズルい
山手役の大貫勇輔さん、あの不思議な色気と余裕のある雰囲気がほんとズルいって感じ。キスのシーンもそうだけど、言葉に含まれるちょっとした優しさや含みが、まきを揺らしてる理由すっごく分かる。演技全体に余白があるというか、見る人にいろんな想像をさせる力があるところ、さすがだなって思った。
沢村玲くんの無関心さがリアルで苦しい
恭一を演じる沢村玲くん、感情を抑えた演技がめちゃくちゃうまくて、逆にすごく刺さった。まきの気持ちをスルーするような返し方や、心ここにあらずな視線がリアルで、ふたりの距離感が伝わってくるのが切なかった。派手な感情表現はないのに、冷たさや不器用さがにじみ出てて、見ててちょっと胸が苦しくなった。
吉本実憂ちゃんの寄島がまさに女友達代表
寄島役の吉本実憂ちゃん、まきとの会話のテンポ感がほんとに自然で、まるで実際の女友達同士のやりとりみたいだった。「子宮が恋しちゃったんじゃない?」の言い方が絶妙すぎて、あのセリフ、さらっと言えるのすごいなって思った。実憂ちゃんの演技が、まきの迷いを受け止める大事な存在として、すごく安心感あったな。
静かなシーンに宿る緊張感がすごかった
この回、派手な展開は少なかったけど、その分それぞれの俳優さんの細かい演技が際立ってて、特に沈黙のシーンが印象的だった。まきと恭一が何気なく会話する場面での間とか、空気の張りつめ方がすごくて、声がなくても心の距離が伝わってきた。演技力で物語を深く見せてくれるところ、ほんと見応えあった。


