『人事の人見』第9話の感想
松田元太くんの“揺れる表情”が刺さる
人見役の松田元太くん、持田さんに退職を促すシーンでの表情が本当にリアルだった。仕事の使命と人としての優しさの間で葛藤する感じ、目の動きや声のトーンで全部伝わってきて、思わずこっちまで苦しくなっちゃった。
阿南健治さんの“哀愁”に心をつかまれた
持田さんを演じる阿南健治さん、ただの冴えないおじさんじゃなくて、プライドとか寂しさとかが見え隠れする演技がほんと巧みだった。言葉の端々に人生の重みを感じて、なんだか泣きそうになった。鉛筆削るシーンも妙に切なくて印象的。
前田敦子ちゃんの“強さと迷い”のバランスが絶妙
真野役の前田敦子ちゃん、部下を思う優しさと、自分の人生に迷い始める感じ、どっちもリアルに伝わってきてすごく共感しちゃった。昔の恋人との再会シーンも、懐かしさと戸惑いが混ざった空気感がすごく自然だった。
鈴木保奈美さんの上司感、かっこよすぎる
平田部長の鈴木保奈美さん、あの一言一言がほんと的確で重みがあって、できる上司すぎてしびれた。冷たく見えてちゃんと部下を見てる感じも伝わってくるし、内に秘めた情の深さがセリフににじんでるのが最高だった。
小日向文世さんの“静かな圧”がすごい
常務の里井を演じる小日向文世さん、めっちゃ穏やかに話すのに、言葉の裏にある圧力がすごくてゾクッとした。何も強く言ってないのに「この人には逆らえない…」って感じが出てて、本当に上手いなって思った。

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