『いつか、ヒーロー』最終回の感想

赤山が氷室を説得するシーン、桐谷健太さんの感情が爆発してて本当に泣きそうになった。言葉の一つひとつに重みがあって、演技っていうより本心で話してるみたいだった。真っすぐなまなざしがすごく切なくて、胸がギュッとなったよ。

氷室としての冷たい目と、勇気としての迷いが混ざってく演技が本当にリアルだった。宮世琉弥さんのちょっとした表情の変化に全部の感情が出てて、見てて引き込まれた。揺れ動く心をこんなに繊細に表現できるなんて、すごい役者さんだなって思った。

若王子役の北村さん、もうただ立ってるだけで空気が変わる感じでゾクッとした。言葉も態度も全部が支配的で、見てるこっちまで支配されそうな気がした。圧のある演技ってまさにこういうことだなって納得した。

十和子が若王子の依頼を受ける時の表情、板谷さんの演技が本当にリアルで泣きそうになった。内心は絶対に拒否したいのに、表には出せないっていう苦しさが顔や声ににじんでて、すごく共感してしまった。あの静かな涙、忘れられない。

ゆかりが氷室に必死に語りかけるシーン、長濱ねるちゃんの真剣な目に思わず涙出そうになった。過去の思い出を語る時の声がすごく優しくて、気持ちがちゃんと伝わってきたの。想いを込めた演技ってこういうことなんだなって思わされた。

赤山が過去と向き合うシーン、桐谷健太さんの涙が本当にリアルで、感情がぐっと伝わってきた。無理に泣こうとするんじゃなくて、込み上げるような自然な涙で、胸が締め付けられたよ。ずっと見守りたくなるような存在だった。

西郡が赤山に電話で語りかけるシーン、板谷由夏さんの声のトーンがとても穏やかで、それでいて芯のある強さがあって感動しちゃった。姉としての複雑な想いを抱えつつも、ちゃんと伝える姿がかっこよかったな。

若王子の逮捕までのシーン、北村有起哉さんの狂気じみた演技がすごすぎて怖いくらいだった。笑ってるのに全然安心できなくて、目の奥の冷たさにゾッとしたよ。悪役としての存在感がほんと抜群だった。

野々村の苦悩や葛藤を演じる泉澤さん、表情ひとつひとつが繊細で、内に秘めた感情がしっかり伝わってきた。静かだけど熱い思いを持ってる役柄がすごく似合ってて、共感しながら見てたよ。

ゆかりが仲間を支えるシーンで、長濱ねるさんの柔らかい雰囲気がすごく安心感を与えてくれてた。感情が大きく揺れる場面でも、どこかブレない優しさがあって、見てるこっちも救われるような気持ちになった。