『いつか、ヒーロー』第5話の感想

桐谷健太さんの涙に引き込まれた
赤山を演じる桐谷健太さん、いぶきたち親子を物陰から見つめるシーンが本当に切なくて、自然に涙が出ちゃった。声を押し殺して泣く演技に、赤山の20年分の想いが詰まってるのが伝わってきて…。感情を一気に爆発させるのではなく、静かにこみ上げる感じがリアルで、胸がぎゅっと締めつけられたよ。
長濱ねるちゃんの静かな強さが沁みた
ゆかり役の長濱ねるちゃん、優しさの中にある芯の強さがすごく印象的だった。いぶきを守るために赤山に対して距離を置く姿も、ちゃんと愛情があるからこその判断だって伝わってきて、すごく丁寧な演技だったと思う。静かに語るシーンの目の動きひとつで、気持ちが揺れてるのがわかって、すごく引き込まれた。
星乃夢奈ちゃんの母親役が見事だった
いぶきを演じた星乃夢奈ちゃん、実年齢よりずっと大人っぽくて、シングルマザーとして生きてきた強さと傷ついた心の両方を見せてくれて本当にすごかった。娘を守る姿に覚悟がにじんでて、説得力があったなぁ。叫ぶシーンでは、母親としての必死さがリアルすぎて鳥肌立ったくらい。
でんでんさんの包容力が癒しだった
大家の要蔵を演じるでんでんさん、ほんとに全員を優しく見守る存在で、登場するだけで空気がやわらかくなる感じがしたよ。クセ強めのメンバーが揃う中で、絶妙な距離感で支える姿がなんとも温かくて。演技っていうより、まるで本物の大家さんみたいな安心感があって、ほっこりした。
曽田陵介くんの繊細な変化に注目したくなった
瑠生役の曽田陵介くん、前回よりも表情に深みが出てて、ちゃんと内面的な変化を見せてくれてる感じがすごく良かった。派手なシーンじゃなくても、まわりを観察する視線とか、小さく息を飲む瞬間に感情がこもってて、すごく丁寧に役を作ってるんだなって伝わってきたよ。
『いつか、ヒーロー』第1話の感想
『いつか、ヒーロー』第2話の感想
『いつか、ヒーロー』第3話の感想
『いつか、ヒーロー』第4話の感想
