『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』第6話の感想

五百城茉央ちゃんの静かな強さが光ってた
茜役の五百城茉央ちゃん、今回も感情の揺れをすっごく丁寧に演じてて、見入っちゃった。周りが騒ぐ中で一人だけ虚無感に包まれてるあの表情、すごくリアルで、胸がぎゅっとなった。涙を流すでもなく、でも心が締めつけられてるのが伝わるあの演技、ほんとにすごい。控えめな動きの中に強い意志が見えるのも素敵だった。
山村隆太さんの怪しさと悲哀が絶妙だった
黒川を演じる山村隆太さん、出頭する場面の不気味さと切なさが入り混じった演技が見事だった。腕を持ってくるなんて衝撃的な展開なのに、妙に落ち着いてて逆に怖かった。でもどこか苦しそうで、ただのサイコじゃない複雑な背景が感じられて…あの抑えた演技、インパクト強すぎた。
樋口幸平くんの繊細な“気になる感じ”がリアル
江藤役の樋口幸平くん、茜のことをなんとなく気にしちゃってる感じの演技がめちゃくちゃ自然だった。じっと見つめる目とか、ふとした間の取り方がリアルすぎて、ああこの人ほんとに気になってるんだなってすぐ分かった。あの空気感、演技で作るのってすごいと思う。無理してない感じがとても良かった。
加賀谷圭さんの父親の悲しみが胸に響いた
篠崎の父・広大を演じた加賀谷圭さん、涙ながらに娘を想うシーン、ほんとに心に刺さった。社長という立場の強さと、父としての弱さが同時に見えて、そのバランスがすごかった。泣き方も感情の揺れ方も自然で、思わず一緒に泣きそうになったよ。優しさの裏にある別の意図を見せる芝居もゾクっとした。
水野響心くんの安定感があって頼もしかった
依原役の水野響心くん、今回も淡々としてるけど芯のある演技がすごく良かった。茜と一緒に篠崎家を訪れるシーンでの落ち着いた表情とか、周囲に流されない感じが役にぴったりだった。言葉数は少ないけど、視線やちょっとした動きで信頼感がにじみ出てて、すごく安心感のある存在だったなあ。
『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』第1話の感想
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