『夫よ、死んでくれないか』第10話の感想

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『夫よ、死んでくれないか』第10話の感想

安達祐実さんの複雑な心情の表現が圧巻

麻矢が光博の突然の謝罪に戸惑う姿、本当にリアルだった。安達祐実さんの目の動きやちょっとした息遣いに、怒りとか哀しさとか、いろんな感情が重なってるのが伝わってきた。無言の間すら意味を持ってて、静かなシーンなのにずっと目が離せなかった。

竹財輝之助さんの“ずるさ”が自然ににじんでた

光博の「やり直したい」っていう言葉、竹財さんのあの申し訳なさそうな顔がすごく印象的だった。反省してるように見えて、でもどこか自己中心的な匂いがして、本当に人間くさくてリアルだった。声のトーン一つで信じたくなる気持ちにさせられた。

相武紗季さんの決意のこもった表情が美しかった

璃子が不倫相手との子供のことを決意するシーン、相武紗季さんの表情に本当に胸打たれた。弱さもあったけど、ちゃんと覚悟を決めてる強さがにじんでて、涙をこらえる感じとかすごく自然だった。静かな強さがすごく綺麗だったなあ。

磯山さやかさんの極限状態の演技が見事

友里香がひとりで殺害計画を実行したってわかる場面、磯山さやかさんの狂気すれすれの演技が本当にリアルだった。追い詰められた人間の、冷静なようで壊れてる感じが怖いほど伝わってきて、でもどこか哀しさもあって引き込まれた。

塚本高史さんの“無防備な存在感”が逆に怖かった

哲也の登場シーンは少なかったけど、その存在がずっと不気味で印象に残った。塚本高史さんのちょっとした仕草や視線の外し方が、どこか信用できない感じをうまく演じてて、なんとも言えない不安感を醸し出してたのがさすがだった。

久保田悠来さんの切なさが静かに響いた

千田に別れを告げる麻矢とのシーン、久保田悠来さんの受け止める側の切なさがじんわり伝わってきた。強がってるけど、どこか悲しそうで、言葉じゃなくて目で感情を伝えてるのがすごく良かった。背中で語る感じがたまらなかったよ。

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