「能面検事」第7話の感想
社会を揺さぶる事件の重み
大阪で起きた通り魔殺人事件をめぐって、加害者・笹清(安井順平さん)の釈放を訴えるロスト・ルサンチマンが登場することで、一気に空気が張り詰めていく感じがすごかった。被害者遺族の圭以子(鶴田真由さん)の言葉が胸に刺さって、正義ってなんだろうって考え込まされちゃうんだよね。社会全体が分断されていく描写が、想像以上にリアルで重たい。
キャラクターたちの表情に込められたもの
不破(上川隆也さん)の静かな怒りや、惣領(吉谷彩子さん)の必死な行動力。前田(大西流星くん)の複雑な視線も印象的で、誰もがそれぞれの立場から“真実”を求めて動いているのが伝わってくる。言葉よりも一瞬の表情で語るシーンが多くて、その度にゾクッとした。特に、あの人物が見せた意外な表情には息をのんだ。
衝撃の場面と忘れられない瞬間
大阪地検での立て篭もり事件が起きた瞬間から、一気に鼓動が早くなるような緊張感。犯人が「ロスト・ルサンチマン」と名乗ったあの場面は、映像と音の使い方も相まって強烈だった。しかも“まさかの人物”が関わっているとわかったときの衝撃といったら…本当に鳥肌が立った。あれは見た人なら忘れられないよね。
余韻がずっと残るストーリー
終盤に近づくにつれて、ただの事件解決ドラマじゃなく、人間そのものの奥底にあるものを問いかけてくるような感覚があった。心にずしんと残る場面がいくつもあって、ラストまで目を離せなかった。あの瞬間を共有できたってだけで、観た甲斐があったって思える。
ドラマ原作、中山七里『能面検事』を楽天ブックスでチェック
ドラマ原作「中山七里『能面検事』をAmazonでチェック
「能面検事」第1話の感想
「能面検事」第2話の感想
「能面検事」第3話の感想
「能面検事」第4話の感想
「能面検事」第5話の感想
「能面検事」第6話の感想
「能面検事」の関連グッズをを楽天ブックスでチェック
「能面検事」の関連グッズををAmazonでチェック
コメント