「能面検事」第6話の感想|静かに迫る影が一気に牙をむく瞬間【ネタバレなし】

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「能面検事」第6話の感想

冒頭から張り詰める空気

大阪の駅前で起きた「堂島中央駅・通り魔事件」。笹清政市(安井順平さん)の供述は表面的には筋が通ってるようで、でも何かが引っかかる感じ。最初から最後まで、言葉の裏側を探りたくなる雰囲気が漂ってた。榊宗春(寺脇康文さん)と不破俊太郎(上川隆也さん)のやり取りも、ただの指示と返事なのに妙に重たくて、何かが動き出す予感しかしなかった。

突然の衝撃と止まらないざわめき

前田拓海(大西流星さん)があの郵便物を開けた瞬間、画面越しでも息が止まった。軽いやけどで済んだ人たちと対照的に、前田くんの姿があまりにも痛々しくて…。その後に現れた“ロスト・ルサンチマン”の声明文、これがもうただの脅しじゃないってわかる。名前の響きだけでも、じわっと恐怖が広がっていく感じ。

見えない糸が繋がる瞬間

惣領美晴(吉谷彩子さん)が抱いた「演じてるんじゃないか」という疑い。正直、私も同じことを考えてた。だけど進むにつれて、その疑念が別の方向にねじれていく瞬間があって…その場面の衝撃は今でもはっきり覚えてる。まさかあの人物が、あんな形で絡んでくるなんて。映像と音の使い方が絶妙で、鳥肌が立った。

後を引く余韻と小さな違和感

エンディング近く、ふと映った小さな仕草や視線がどうしても頭から離れない。直接的な答えはないのに、そこにある感情の重みだけはずっしり伝わってくる。何も語られないほど、逆に考えさせられるってこういうことなんだなって思った。

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