『トウキョウホリデイ』第8話の感想
瀧本美織ちゃんの桜子、素直じゃない娘のもどかしさがリアル
桜子が隼人との関係に幸せを感じつつも、お父さんとの会話で素直になれなくて口論になっちゃうところ、美織ちゃんの演技が胸に刺さった。言葉と本音がすれ違っていく表情が繊細で、なんとも言えないやるせなさがすごく伝わってきたよ。
葉山奨之くんの隼人、包容力のある彼氏感が最高だった
隼人の優しさって、ただの優男じゃないのがいいよね。奨之くんが演じると、押しつけがましくなくて、ちゃんと桜子のペースに合わせようとしてる感じがあって。細かい仕草や視線で伝わってくる大人の余裕が、本当に安心感あった。
ガルフのアティット、笑顔の裏にある切なさが沁みた
いつも明るく振る舞ってるアティットだけど、ふとしたときにふっと笑顔が消える演技がすごくよかった。ガルフくんのあの無防備な横顔に、言葉じゃ言い表せない寂しさみたいなものがにじんでて、一気に感情移入しちゃった。
風間杜夫さんの俊夫、父親としての不器用さがリアルすぎ
娘の幸せを願ってるのに空回りしてしまう感じ、杜夫さんの演技が見事だった。強引に見えるけど、どこか寂しさもあって、ああこの人も不器用に愛してるんだなってわかるの。ちょっとした間の取り方が絶妙で、思わず泣きそうになった。
テレビ越しに見るアティットに驚く桜子の表情、名演だった
テレビでアティットの正体を知った瞬間の桜子、美織ちゃんの表情の変化がすごく丁寧で感動した。初めは驚き、次に戸惑い、そして少しだけ嬉しそうにも見えて…。一瞬でこんなに感情を詰め込める演技って本当にすごいと思った。
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