リビングに潜んでいた“恐怖”
津坂瑞帆（伊原六花さん）が見つけた小型カメラ。しかもひとつじゃなく、複数仕掛けられていたなんて…。リビングでの安心感が一瞬で崩れ去る感覚が伝わってきて、自分の背後までぞわっとするほどだった。郷田肇（渡邊圭祐さん）からのメッセージ「リビングの絵画の裏」という一文も、あまりに不気味で震えた。
疑念が渦巻く夫婦の関係
郷田の言葉を思い出し、夫・津坂慎也（佐藤大樹さん）に疑いの目を向ける瑞帆。その迷いと恐怖が入り混じった表情には、見る側の心まで揺さぶられるものがあった。信じたいのに信じきれない。その複雑な心情が痛いほど伝わってきて、夫婦の関係が壊れていく音が聞こえそうだった。
微笑の裏に潜むもの
慎也が郷田に「瑞帆はここに来たことがあるか？」と問いかけたシーン。郷田の微笑みと「ここにはありませんね」という答えが、不気味さをさらに増していた。事実を隠しているのか、それとも別の意味があるのか…。その笑みに込められた真意を考えるだけで、背筋が冷たくなる。
捜査の先に待つ影
同じ頃、正体不明の遺体が発見され、間宮（雛形あきこさん）が動き出す流れも緊張感に満ちていた。小さな点と点がつながりそうで、まだ霞の中にあるような不安定さ。郷田が“ある人物”と会おうとする場面と交錯していく感じが、不穏さを一層際立たせていた。
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