『シンデレラ クロゼット』第7話の感想
笑顔の裏に隠した本音
春香(尾碕真花さん)が光(松本怜生さん)に黒滝(八村倫太郎さん)との別れを話す場面は、笑っているのに胸の奥が少し痛むような空気だった。「恋愛に憧れていただけ」と自分を下げる言葉の軽さと、そこににじむ重さが対照的で、光がそっと抱きしめた意味がよく伝わってきた。
髪を切る勇気と助けられる安心感
失恋から立ち直るために自分で髪を切るという、ちょっと無謀な挑戦。結果はガタガタでも、その行動力は春香らしさそのもの。光の通う美容専門学校で、同級生や周(カルマさん)に見守られながらカットしてもらうシーンは、ハサミの音がまるで心のほつれを整えていくようだった。
モデルへの誘いが揺らす気持ち
周から飛び出した「ショーのモデル案」は、突然すぎて春香が身を引くのも当然。でも、それが光にとって大きな意味を持つと知った時の春香の表情は、迷いと決意がせめぎ合っているのがはっきりと見えて、思わず息を止めた。
新たな波紋を呼ぶ来訪者
和やかな空気に現れた光の知り合いらしき中年の男女。その存在感は一瞬で場の温度を変えるほどで、この後の空気がどう動くのかを予感させる。春香の視線の揺れ方も印象的だった。
ドラマ原作コミック「シンデレラ クロゼット」を楽天ブックスでチェック
ドラマ原作コミック「シンデレラ クロゼット」をAmazonでチェック
『シンデレラ クロゼット』第1話の感想
『シンデレラ クロゼット』第2話の感想
『シンデレラ クロゼット』第3話の感想
『シンデレラ クロゼット』第4話の感想
『シンデレラ クロゼット』第5話の感想
『シンデレラ クロゼット』第6話の感想
「シンデレラ クロゼット」の関連グッズを楽天でチェック
「シンデレラ クロゼット」の関連グッズをAmazonでチェック
リンク
コメント