「完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―」第7話の感想|揺れる決意と忍び寄る影【ネタバレなし】

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『完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―』第7話の感想

離婚届の重み

拓哉(前田公輝さん)が自分の欄に記入したあの瞬間、紙一枚のはずなのにズシッと響く重さがあった。覚悟を決めた表情の奥に、言いようのない迷いが見え隠れするのがリアルで、見ているこっちまで胸がざわつく。

揺らぐ心を突く言葉

桜井(野村周平さん)と内野(賀屋壮也さん)の会話が、拓哉の決意に小さなヒビを入れる感じが絶妙。バーベキューでの千春(仁村紗和さん)の姿を思い出すと、あの言葉がただの冷静な助言じゃなく、妙に引っかかる“何か”を含んでいる気がしてならない。

不審な影が放つ圧迫感

ゴミ置き場での不審人物のシーンは、一瞬の静けさと背筋をなぞるような不気味さが同時に押し寄せる。あの立ち姿、そして目線…思い出すとまだ心拍が上がる。

切ろうとすればするほど絡まる糸

千春が関係を断とうとするほど届く脅迫めいたメッセージ。さらに拓哉のスマホに送られてきた『吉岡千春をもらう』という言葉が、見えない何者かの存在感を一気に増幅させる。視界の外からじわじわと迫ってくる危機感がたまらない。

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