ドラマ『キャスター』第5話の感想
阿部寛の無言の圧にゾクッとした
進藤を演じる阿部寛さん、ほんとに台詞が少なくても伝わってくる圧がすごいの。あの静かにじっと見つめる表情だけで、相手が動揺しちゃいそうな迫力があるんだよね。今回も一日署長を申し出る場面での落ち着いた雰囲気と眼差しが、何かを見据えてる感じでかっこよすぎた。あの存在感、やっぱり阿部さんじゃないと出せないと思う。
玉置玲央の熱量が画面から飛び出してきた
梶原役の玉置玲央さん、感情の起伏がすごく丁寧で見入っちゃった。特に、暴行事件を追いかける姿勢に熱がこもってて、正義感と葛藤の狭間で揺れる気持ちがリアルに伝わってきたの。少し乱れた髪や声のトーンにまで、追い詰められてる感じがにじみ出てて、思わず「頑張って…！」って応援したくなっちゃうような演技だったな。
緒川たまきの冷静さが逆に怖かった
竹野署長を演じた緒川たまきさん、最初は告発に動こうとしてたのに一転して全否定する会見シーン、そのギャップがすごすぎて息を呑んじゃった。穏やかな口調のまま、淡々と話す姿が逆に怖くて、内心の動揺や圧力を感じさせないその演じ分けが見事だった。何を思っているのか読めない表情が印象に残ってるよ。
菊池亜希子の演技にイライラ…でもそれがすごい！
社会部の恵梨香を演じる菊池亜希子さん、あのちょっと冷めたような表情とか、軽く笑う感じがすごくリアルで、見てて思わずイライラしちゃうくらいだった。だけどそれって、ちゃんと役を生きてる証拠だよね。何を考えて動いてるのか分からない怖さみたいなのがあって、演技としてとても引き込まれたな。
登場人物同士の緊張感に息をのんだ
この回はとにかく登場人物たちの間の空気が張り詰めてて、演じる人たちの呼吸ひとつまで集中して見ちゃった。特に阿部寛さんと玉置玲央さんが対峙する場面は、何も言ってない時間すら見応えがあって、演技でここまで緊張感が出せるんだ…って感動した。会話の間の取り方とか、視線の動きひとつで空気が変わる感じ、鳥肌ものだったよ。
『キャスター』第1話の感想
『キャスター』第2話の感想
『キャスター』第3話の感想
『キャスター』第4話の感想
