「FOGDOG」第8話の感想|仲間の絆が揺らぐ時【ネタバレなし】

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錐の決断が胸を打つ

錐(平祐奈さん)が再び傷を負ってしまう展開は、本当に心が痛かった。相貌失認を抱えている彼女にとって、顔がわからないという現実がどれほど重いのか。復帰を断念する決断に至るまでの心情がリアルで、ただの“挫折”では済まされない深い重みを感じた。

猿渡の苦悩と約束

猿渡(丸山隆平さん)が自分を責め続ける姿、そして雅人(福山翔太さん)にした“ある約束”。その場面は静かだけど強烈で、観ているこちらも言葉を失った。守りたい気持ちと、背負うべき責任の間で揺れる姿に胸が締め付けられる。

みかん部屋の終わりの予感

仲間たちが集っていた場所に突然下された解体命令。あんなに温かかった空間が奪われてしまうなんて、想像もしてなかった。メンバーが散り散りになるシーンは、ただの別れ以上の意味を持っていて、未来に影を落とすような余韻を残していた。

揺らぐ絆と試される信念

第8話は、仲間同士の信頼が揺らぐ瞬間が重なっていて、それぞれの選択が心に突き刺さる回だった。簡単に答えが出ない問題ばかりで、観終わったあともずっと余韻が残る。ひとつひとつの行動に、それぞれの覚悟がにじんでいた。

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FOGDOG――“忘れられない”ふたりが挑む、未解決事件の闇

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