「FOGDOG」第5話の感想|幽霊よりも怖いもの【ネタバレなし】

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「FOGDOG』第5話の感想

真神透(濱津隆之さん)からの依頼

怪奇系配信者の真神透から届いたメールで始まる今回。最初はちょっと胡散臭いのかなって思ったんだけど、彼の語る「6年前の女子高生怪死事件」の話がどんどん不気味さを増していくの。幽霊が出る学校なんて聞いたら、錐(平祐奈さん)が張り切るのもわかる気がする。けど、その明るさとは対照的に、猿渡(丸山隆平さん)が妙に拒否する感じが気になって仕方なかった。

一人で動く錐の危うさ

結局、一人で友人の小林狸子(宮部のぞみさん)に会いに行く錐。彼女の元気さは頼もしいけど、やっぱり一人で動く危うさがハラハラするんだよね。狸子が語る記憶の断片は、ただの思い出じゃなくて、どこか影を落としていて。画面の空気がふっと冷たくなる瞬間が何度もあった。

猿渡が知った「未解決事件」

一方で、猿渡が調べていた別の事件。ここで出てくる事実が、ただの怪談やオカルトの枠を超えてくるんだよね。まさかそんな風につながるなんて…っていう驚きは、見た人ならきっと同じ衝撃を受けてるはず。あの人物の言葉や表情が頭から離れない。

疲れ切った錐と猿渡の距離感

聞き込みから戻った錐の姿を見たときの猿渡。あのシーンは派手な展開じゃないのに、二人の距離感が一気に変わった気がした。互いに背負っているものが違うからこそ、すれ違いもするんだけど、そこに生まれる感情がすごくリアルで。幽霊よりも人の心のほうがずっと怖い、って思わされる回だった。

OPENING、DeNeel「存在A」をレコチョクで聴いてみる
ENDING、yukaDD「flashback」をレコチョクで聴いてみる

FOGDOG――“忘れられない”ふたりが挑む、未解決事件の闇

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