「恋愛ルビの正しいふりかた」第6話の感想
初恋の告白に隠された真実
夏生（相馬理さん）の初恋が自分だった――その言葉を聞いたヒロ（岩橋玄樹さん）の動揺が、見ているこっちにも直撃した。高校時代、あの屋上に呼び出された理由が実は「告白」だったなんて…思い返すだけで胸が熱くなるし、同時にちょっと切なくなる。ヒロがその事実を抱えてどう揺れるのか、表情の一つひとつがリアルで、ずっと見入ってしまった。
心ここにあらずのヒロ
仕事中も頭の中が夏生のことでいっぱいで、集中できないヒロ。そんな彼を注意する葵（朝日ななみさん）の存在がまた効いてたんだよね。きっと周りから見たら「ぼーっとしてる」だけなんだけど、視聴者にはその理由がわかっているから、余計に切なさが募る。小さな仕草から気持ちがにじみ出てて、共感せずにはいられなかった。
思わぬアクシデント
そしてあのシーン。葵に注意を受けた直後、段差につまずいて怪我をしてしまう流れは、まさに心と体のバランスが崩れていることを象徴してるみたいで印象的だった。ちょっとした出来事なのに、その背景にある“ヒロの揺れる心”を思うと、胸がざわついた。
忘れられない余韻
今回は“初恋”という言葉がすごく重く響く回だった。過去に封じ込めていた気持ちが今になって溢れ出す…その瞬間のヒロの姿は、見た人の胸にずっと残ると思う。まさかあの人物の想いがこんな形で明らかになるなんて、と驚きと切なさが入り混じる時間だった。
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