『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第16回の感想

横浜流星くんの切なさがグッとくる
蔦屋重三郎を演じる横浜流星くんの表情、ほんとに胸が苦しくなるほど切なかったよ。源内との再会の場面、優しさの中にどうしようもない悲しみが滲んでて、見てるだけで涙が出ちゃった。言葉じゃなく、目の動きやちょっとした仕草で感情を伝える演技がすごくて、まるで本当に源内を救いたいって思ってるかのように感じたな。
安田顕さんの迫真の狂気がすごい
平賀源内を演じる安田顕さん、もう圧巻だったよ。どんどん追い詰められていく中での狂気の表現がリアルすぎて、怖いのに目が離せなかった。幻覚を見てるかのようなシーンでの目の動きや声の震え、まるで心が壊れていく様子がそのまま伝わってきて、本当に心が痛くなった。あの演技力、凄まじいとしか言えない!
渡辺謙さんの静けさが逆に怖い
田沼意次役の渡辺謙さん、あの静かで落ち着いた佇まいが逆にめちゃくちゃ怖かった。怒鳴ったりもしないのに、全身から圧を感じるの。不穏な空気の中で「静観」っていう選択をする姿が、かえって怖くてゾクッとしたよ。でもその中に、揺れる感情とか迷いも感じられて、細かい表現がほんとに上手で感動しちゃった。
眞島秀和さんの将軍役が美しすぎる
徳川家治を演じてる眞島秀和さん、もう存在そのものが品があって素敵すぎた。将軍としての威厳を保ちながらも、どこか儚さとか哀しさをまとってて、そのバランスが絶妙。表情ひとつで、彼が抱える孤独とか重圧が伝わってくるから、何気ないシーンでも見入っちゃったよ。ほんとにうっとりするような演技だったなあ。
源内を信じる蔦屋に泣かされた
源内が疑われる中で、蔦屋重三郎だけが彼を信じ続けるシーン、横浜流星くんの演技が本当に胸に響いた。絶望の中でも希望を捨てない目が、まっすぐでキラキラしてて…言葉を選びながら話す姿とか、源内を気遣う優しさに涙が止まらなかったよ。演技なのに、まるで本当に親友を想ってるみたいで、心がギュッと締めつけられた。
