『おとなりコンプレックス』第1話の感想

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荒木飛羽の繊細な感情表現が秀逸

真琴役の荒木飛羽が、幼なじみへの秘めた恋心を見事に演じていた。視線や微妙な表情の変化だけで切なさを表現し、あきらへの想いを隠しながらもにじみ出てしまう心情のリアルさが際立っていた。

瑚々の自然体な演技が魅力的

あきら役の瑚々は、ボーイッシュな魅力を自然に演じ、真琴との軽妙なやりとりが心地よかった。無自覚な態度ながらも、真琴を大切に想っていることが伝わる演技が絶妙で、キャラクターに説得力を持たせていた。

幼なじみの関係性を丁寧に表現

二人のやり取りには、長年の信頼関係が感じられた。じゃれ合うようなシーンでも、ただの友人とは違う距離感があり、真琴の恋心とあきらの無邪気さが対比されることで、より感情移入しやすい仕上がりになっていた。

女装シーンのコミカルさと切なさのバランス

真琴の女装シーンは笑いを誘いながらも、本人にとっては複雑な感情が入り混じる場面だった。荒木飛羽の演技が、コミカルながらも切ない感情をうまく表現し、視聴者の心を揺さぶる名シーンとなった。

キャストの掛け合いが心地よい

荒木飛羽と瑚々の掛け合いはテンポが良く、まるで本物の幼なじみのような自然な空気感があった。言葉にしなくても通じ合っている関係性を、演技を通じて見せてくれる二人の相性の良さが際立っていた。

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