『失踪人捜索班　消えた真実』第8話の感想

城崎を演じる町田啓太さん、クールな雰囲気の中にある正義感がすごく伝わってきたよ。派手なアクションや感情の爆発がなくても、目線や小さな表情の変化だけで、奥に秘めた想いを感じさせる演技が本当に上手で、見入っちゃった。仲間への信頼と決意がにじみ出てて、ただ立ってるだけでも説得力があるってすごいよね。

笹塚を演じる小泉孝太郎さん、どこか包み込むような柔らかさがあって、見てて安心する存在だった。状況がどれだけ険しくても、冷静に周りを見て行動する姿に、ほんのり人間味があふれてて、じんわりくるの。静かに気持ちを支えてくれる人って、ああいう感じなのかなって思っちゃった。

奥澤を演じる高橋克実さん、やっぱり画面に出てくるだけで場の空気が変わるよね。ちょっとした動きや声のトーンにも重みがあって、何を考えてるのか見えそうで見えない、あの緊張感がたまらなかった。何十年も捜査を経験してきた人の、言葉にできない想いがにじみ出てて、グッときたなぁ。

長瀬役の西岡德馬さん、もう怪しさ全開でドキドキしっぱなしだったよ。何気ないセリフひとつにも裏があるように思えちゃうほど、演技に深みがあって、「この人、本当は何を考えてるの!?」って気持ちにさせられた。思わせぶりな笑みとか、ちょっとした沈黙にも意味があるようで、つい息をのんじゃった。

大崎を演じる津田寛治さん、とにかく冷静なのにめちゃくちゃ怖かった…。声を荒げるわけじゃないのに、ひと言ひと言が鋭くて、相手をじわじわ追い詰めていく感じがリアルだったよ。ああいう人が一番手ごわいんだろうなって思わせるような存在感で、ドラマ全体をギュッと引き締めてた気がするな。