『年下童貞くんに翻弄されてます』第2話の感想

花恋を演じる森香澄さんの、恋に臆病で強がってばかりな感じがすっごくリアルだった。「気軽な関係で十分」って言いながらも、本当はどこか寂しそうな目をしてるのが、表情からじんわり伝わってきて切なかった。心の奥を隠してる感じが上手で、どのシーンも目が離せなかったな。

帝都役の柏木悠さん、あのまっすぐな目と素直なセリフに思わずドキッとしちゃった。「自分を大切にして」って言葉がすごく心に刺さって、あのピュアな感じがもう守ってあげたくなるレベル。表情とか間の取り方も自然で、純粋な年下男子の魅力が爆発してたと思う。

優斗役の鈴木康介さん、落ち着いた雰囲気とちょっとした余裕のある感じがすごく魅力的だった。帝都とはまた違う“大人っぽさ”で、花恋が頼りたくなるのも分かるって思っちゃった。でもその一方で、花恋の心がどこか揺れてるのを感じさせる演技が絶妙だった。

帝都が童貞だと知ったときの、花恋のちょっと驚いた顔や、そのあとなんとなく気になっちゃう様子を、森香澄さんがすごく自然に演じてて感心しちゃった。感情の微妙な揺れをちゃんと見せてくれるから、花恋の気持ちに寄り添いやすくて、気づいたら感情移入してた。

花恋を見ながらふと“さくらちゃん”を重ねちゃう帝都の表情、あれ本当に切なかった。柏木悠さんのちょっと戸惑ったような目とか、過去と今の間で揺れてる感じがすっごく繊細に伝わってきて、胸がギュッとなった。台詞よりも表情で語る演技が光ってたなって思う。