「いつか、無重力の宙で」第4回の感想|あの頃の夢がいま再び輝き出す【ネタバレなし】

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親友のためにできること

宇宙飛行士になる夢を諦めたひかり(森田望智さん)の姿を前に、飛鳥(木竜麻生さん)が「自分にできること」を必死に考える流れが胸に刺さった。そばにいるだけじゃ足りないって思ってしまう気持ち、すごくリアルで、見ていて切なかった。

天文部の記憶が呼び起こすもの

学生時代に2人で立ち上げた天文部。あの頃のブログの無邪気な書き込みが出てきたとき、一瞬で景色が鮮やかに戻ってきた感じがした。「人工衛星って私たちでも飛ばせるんだって」っていう言葉のきらめきに、夢を諦めた今だからこそ余計に胸が熱くなった。

夢を問われた瞬間の衝撃

社内説明会で「やりとげたいことはなんですか?」と聞かれたときの飛鳥の表情。迷いの中で心の奥に眠っていた答えが浮かんでくる、その一瞬のきらめきがとにかく印象的だった。大人になった今だからこそ「ありえない」って片づけられない、その揺らぎに強く惹きつけられた。

夢の続きはどこへ向かうのか

現実と理想の狭間で立ち尽くす飛鳥とひかり。だけど確かに、夢を語る言葉はまだ生きてる。無重力に憧れたあの気持ちは、完全には消えてなかったんだって思わされる回だった。

主題歌、吉澤嘉代子「うさぎのひかり」は2025年9月17日(水)に配信リリースされる予定です。

「いつか、無重力の宙で」第1回の感想
「いつか、無重力の宙で」第2回の感想
「いつか、無重力の宙で」第3回の感想

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