はじめに:明るくてタフなじゅんの物語にハマった
“女性トラック運転手”っていう設定、最初は意外だったけどすごく新鮮だった。
重くなりすぎず、でも仕事のリアルや人間関係のしんどさもちゃんと描かれてて、気づいたら毎回楽しみにしてた。
遠藤さくら主演っていうのも、素朴さと強さのバランスあっていいなと思いながら見てた。
物語の流れと成長するじゅん
主人公・鞍手じゅん(遠藤さくら)は、ファッション業界に憧れてたけど、給料の低さに驚いて“運送業界”に飛び込むっていう始まりがいい出発点。
トラックも荷積みも運転も未経験のところから始めて、同期や先輩、事務の人たちと関わりながら成長していく姿が丁寧だった。
ライバル会社との衝突、苦しい現場、居酒屋で語る仲間との時間…全部“仕事してる人の日常”としてリアルだった。
シリーズ2ではSNS周りの影響、仕事外での波、じゅん自身のアイデンティティみたいなものも描かれてて、ドラマの厚みが増してた感じ。
名シーン・心に残った言葉
じゅんがくじけそうになりながらもトラックに戻って、「走らなきゃ」って言うシーンがグッときた。
免許取得のシーンで、うまくいかなくて悔しさを吐き出すところも刺さった。
「疲れても、明日はまた走る」みたいな言葉が何度も胸に残った。
また、SNSでの反響に戸惑いつつも、“自分らしさ”を守ろうとするじゅんの姿勢が、言葉や表情の端々に出てて尊かった。
キャラ別ふり返り:それぞれの役割と魅力
じゅん(遠藤さくら)
はじめはまだ青さもあって、不器用なところが目立ってたけど、回を重ねるごとに芯が見えてきた。
感情が揺れる場面の表情とか、小さな瞬間に“この人なら”って思わせる説得力があった。
勘太(望月歩)
じゅんを気遣う同期って感じで、支える側だけど、自分の気持ちも揺れてるキャラ。
優しさと迷いが混ざってて、ただの相棒じゃない存在感だった。
吉志満(きょん)
トラック業界の“影の支え”役。
じゅんを仕事で使いやすく、でも気を配る役目があって、物語の潤滑油みたいな役どころがいい味出してた。
くっきー!(野性爆弾)
ドラマの中に“遊び”を入れてくるキャラ。
重さを和らげる笑いやアドリブ感を持ち込む瞬間があって、その緩急が全体を軽やかにしてた。
気になったところ・もっと見たかったところ
全6話という短さの中で、SNSでの炎上とか反響の影響とか、もうちょっと深掘りしてもよかったかなって思った部分があった。
じゅんの過去や家庭環境も、もう少し描かれてたら感情の根っこがより伝わったんじゃないかな。
でも短さゆえのテンポ感や、余白を残すところもいい選択だったと感じる部分もあった。
まとめ
「トラックガール2」は、明るく前向きで、それでいて苦しさもちゃんと見せてくれるドラマだった。
じゅんというキャラクターが、自分の道を少しずつ切り開いていく様子が応援したくなる。
もし「仕事と自分らしさの間で揺れる人」が描かれる話が好きなら、このドラマ刺さるはず。
名シーンや名言もたくさんあって、見終わったあとにじんわり余韻が残る作品になったなと思う。
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