「セラピーゲーム」第2話の感想|“好きになること”の怖さとあたたかさ【ネタバレなし】

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からかいと本音のあいだで揺れる心

静真(寺島拓篤さん)に学生証を届けに来た湊(内田雄馬さん)。
たったそれだけの出来事なのに、二人の間に漂う空気が少しずつ変わっていくのが伝わってきた。
「寂しくなったり困った時はいつでも呼んで」って言いながら笑う湊の軽口。
でもその裏にある“本気”を、静真もどこかで感じ取っている気がした。
軽やかな会話の中に、まだ知らないお互いの孤独が滲む瞬間がたまらなかった。

待つ時間が教えてくれること

湊が連絡を待ち続ける時間、静真が迷いながらも電話をかける決意をする時間。
この“間”の描き方が本当に丁寧で、見ているだけで胸がキュッとなった。
人を想うって、こんなにも静かで苦しいものなんだなって思う。
湊のやきもきした表情がかわいくて、同時に切なかった。
その“会いたい”の気持ちを素直に言えないもどかしさが、ふたりの距離を少しずつ縮めていく。

遊園地デートに込められた“癒し”と“痛み”

遊園地でのデートシーン。
静真の幸せそうな笑顔とは対照的に、湊の心の奥に影が差しているのが印象的だった。
楽しそうなのに、どこか不安げ。
笑いながらも、ふとした瞬間に見せる沈んだ瞳が本音を語っているみたいで、見ていて胸が痛くなった。
“楽しい場所”でこそ、隠していた本心が浮かび上がる――そんな絶妙な構成が光っていた。

癒す側と癒される側の境界線

第2話は、まさにタイトルの“セラピーゲーム”そのもの。
湊が静真を癒しているようで、実は自分が癒されているのかもしれない。
どちらが弱くて、どちらが強いのか、そんな線引きが曖昧になっていく感じが心地よかった。
最後のシーンの余韻が静かに胸に残って、まるで心の奥を優しく撫でられたような気がした。

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