「橘くん抱いてください!」第5話の感想|“本物の恋”が気づかせるもの【ネタバレなし】

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気づいてしまった恋心の重み

すみれ(久保乃々花さん)が、橘(柊太朗さん)への想いがただの憧れじゃなく“本物の恋”だと気づく瞬間。
他の男性と普通に話せた自分と、橘と向き合う自分との差を感じてしまって、ぎこちなくなる気持ちが痛いくらい伝わってきた。
“好き”が明確になると、逆に素直になれないってこういうことなんだなぁと思った。

バーでの飲み過ぎと、勢いのある告白?

橘と二人でバーに行く約束をして、誕生日が近づく中、すみれが酒を過ごしてしまったあの場面。
酔った勢いで「本当に私と関係を持ちたいの?」と言ってしまうすみれ。
その言葉の裏にある不安と期待、その狭間が画面の端々に滲んでて、胸がキュッとなった。

優しさと、嫉妬と、まだ名前のない感情

家まで送ってくれた橘の“優しさ”に、すみれが耐えきれず動くあの瞬間。
でも、その優しさがすみれにとって安心でもあり、同時に“好きだからこそ”感じてしまうモヤモヤでもあって。
橘が他の同僚と楽しそうに話す横顔を見て、すみれが初めて感じた嫉妬に、「あ、もう戻れないな」って思えてしまった。

“初めて”の一歩と、揺れる未来

これまで“ただの同僚”だったはずなのに、すみれの中では橘が“特別”になっていく。
そして、その特別な人に対して「関係を持ちたい?」という自問を投げてしまう。
まるで、白紙のキャンバスに初めて筆を走らせたような、ドキドキと不安の混ざった時間が流れた。
第5話を見て、私は“恋”っていうものが、こんなにも複雑で揺れ動くものなんだと改めて思った。

すみれの中の感情が形を変え始めたこのエピソード。
橘の存在が、すみれの世界を少しずつ色づけていくのが見えて、だけど色づいた分、その影もまた濃くなっていく。
これまで見逃してきた小さな視線や言葉が、今になって意味を持ってくる瞬間に、私は泣きそうになるくらい胸が締め付けられた。

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