窮地に立たされた編集部の姿に、胸がきゅっと締めつけられた。
創刊2号という短さで、“廃刊か存続か”の瀬戸際に置かれるというシビアさ。
でも、諦めたくないという思いが、メンバーそれぞれの動きに重みを与えてる。
思い思いの企画実行シーンには、生き生きした緊張感。
編集部員たちが、それぞれ自分の色を出そうとする意志が伝わってきて、応援したくなる。
入稿前の“4ページ空白”というトラブルが、物語の緊張を一気に加速させた。
「穴が開く」という欠落から、編集という仕事の難しさと責任が浮かび上がる。
相楽(大東駿介さん)と御手洗(勝村政信さん)の約束、
そして石森(飯豊まりえさん)たちの言葉。
みんなで「最後なら徹底的にやりたいことをやろう」と覚悟を固める姿勢が、胸に刺さる。
ただ前に進むだけじゃない、壊れそうな綱を支え合うような結びつきが見えて、泣きそうになった。
第3回で、編集部の“命運”だけじゃなく、「好き」の形、「伝えたい」ことの意味がだんだん見えてきて。
このドラマ、犬バカというゆるさの向こうに、人間のきずなと誠実さが根付いてるなと思う。
この回だけでも、笑いと切なさと希望が混ざり合って、心に残る時間だった。
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