叔父の告白に隠された違和感
布勢夕人(玉置玲央さん)の事件が再び動き出した瞬間、叔父の鈴木考(岡部たかしさん)が自ら警察に出頭するなんて…。その語られる過去は一見まっすぐで納得できるように思えるんだけど、刑事の黒川竜司(杉野遥亮くん)の目線と同じように、どうしても心の奥に引っかかるものが残るんだよね。あの場面の衝撃は忘れられないし、見ていた自分も言葉を失った。
置き手紙が突きつける“家族の真実”
ネルラ(松たか子さん)の父・寛(段田安則さん)が見つけた置き手紙を家族で読むシーンは、重たくて切なかった…。幸太郎(阿部サダヲさん)、ネルラ、そしてレオ(板垣李光人くん)まで一緒に真実を共有する空気感が、家族であるがゆえに逃げられない現実を突きつけていて。読みながら揺さぶられる家族の表情が頭から離れない。
それぞれの立場で揺れる想い
幸太郎が弁護人として立ち上がろうとするけど、考がその手を拒む強さにも胸が詰まった。さらに仕事も失って、妻や家族を背負う姿に“運命の皮肉”を感じちゃう。独身主義だった頃からの大転換が、こんな形で描かれるなんて…。そして、考を母のように慕っていたレオが受けるショックは本当に深くて、胸が痛くなる。あの表情の意味を考えると、今でもゾクッとする。
視聴者だけが知るあの影
映し出される出来事の中に、「まさかあの人物が…!」と息をのむ瞬間がある。実際に見ているからこそ、その意味の重さを噛みしめずにはいられない。何気ない一言や仕草の裏に潜んでいたものが明らかになるたび、心の奥がざわつくんだ。
主題歌、Oasis 『Don’t Look Back In Anger』をレコチョクで聴いてみる
「しあわせな結婚」第1話の感想
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