「世界で一番早い春」最終回を見終わって思うこと──過去を抱えて、未来を選ぶ恋

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はじめに:タイムリープを通して“やり直したい瞬間”と向き合う物語

このドラマ、まず“もしあの時に戻れるなら”というテーマに惹かれて見始めた。
タイムスリップ要素がある恋愛ドラマって、甘さだけじゃ進まない宿命感があって好きなんだ。
吉田美月喜さんと藤原樹くんというW主演も、青春らしさと切なさを同時に出してて、毎週ドキドキしながら見てた。

物語の設定と見せ場:作品を返すための時間旅行

主人公・真帆は、かつて大ヒット漫画「リバイブライン」を連載していた漫画家。
彼女には、10年前に亡くなった高校時代の漫画部の先輩への想いがあって、その“作品を返したい”という思いから、過去へ戻る力を得る。
過去を変えようとするたびに、恋も友情も結果も揺れて、ただ戻ればハッピーにはならないっていう緊張感がずっとあった。
回を追うごとに、「どう変えるか」「どう残すか」という選択の重みが強くなっていって、そのバランスがこのドラマの肝だったと思う。

最終回:後悔と希望のあいだで選んだ今

最終話、もう何度も涙止まらなかった。
真帆が過去で頑張る姿、それを支える相手たちとの思い出の積み重なりが全部リンクしてくる瞬間。
特に、過去と現在が交錯するシーンで、「すべてが縁だったんだな」って思わせる演出が胸に刺さった。
最後、真帆が未来を選ぶ・歩き出すっていう結末には哀しさもあるけど、“可能性”も感じさせてくれて、希望を残す終わり方だったな。

キャラ別ふり返り:過去を背負いながらも進む人たち

真帆(吉田美月喜)
強さと弱さを併せ持ってて、自分の選択に責任を感じる人。
タイムリープするたびに揺れる心を演じきってて、最終回での決意や涙が説得力あった。

柊(藤原樹)
過去と今を知る存在として、真帆の変化を映す鏡みたいな人。
彼の存在が“変化の起点”でもあり、守るものでもあり、最後までその立ち位置がドラマを支えてた。

大倉空人・大原梓のキャラクターたち
部活の仲間とか未来の関係を担う存在として、真帆と柊の恋の周囲で揺れを作ってて、ドラマの感情の幅を広げてた。

気になったところ・もっと見たかった余白

タイムリープものだからどうしても“過去改変のパラドックス”や説明不足な部分が出てくるけど、そこを大目に見たくなるくらい物語が魅力的だった。
たとえば、真帆が力を得た理由とか、戻った過去と現在との繋がりの詳細がもう少し丁寧だと嬉しかったな。
あと、サブキャラの背景ももっと掘ってほしかった。友情やすれ違いで涙を誘う場面はあったけど、「なんであの人はそう思ったのか」が見えにくいときがあった。

まとめ

「世界で一番早い春」は、過去と向き合い、未来を選ぶ恋の物語だった。
ただ戻るだけじゃない、変えよう・守ろうとする選択の連続が胸を揺さぶる。
最終回を見終わっても、あの“あの時”に戻ってみたい、でも戻ってはいけないというジレンマを思い返してしまう。
もしあなたが“後悔のある恋”“時間を超える物語”に惹かれるなら、このドラマ、きっと印象に残ると思う。

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