月命日に現れた“あの人”の意味
娘・優奈の月命日、玲子=レイコ(水野美紀/齊藤京子さん)は現場で、まさかの顔を見かける。
それは、優奈を追い詰めたママ友グループのひとり・長尾由紀子(水嶋凜さん)だった。
この瞬間、「あれ?なんでここに?」と違和感が刺さって、静かな怒りがふつふつと湧いてきた。
その場面から、ただの復讐劇じゃない“因果”が少しずつ輪郭を帯びていくのを見逃せなかった。
真実を探る招待と告白
レイコが由紀子を自宅に招いたあの展開…もうその誘いに胸がざわついて。
「優奈がいじめられる前は、私がいじめられていたんです」という由紀子の言葉が、痛みと救いが交錯するようで。
恩人とターゲット、加害者と被害者、その境界線が揺れているのが胸に響いた。
その告白が、誕生日会の一部始終、そして犯人の“あの人”の輪郭をレイコとともに私も目撃してしまった感覚が残った。
映像の中に“犯人”が映っていた夜
優奈の死後に送られてきた誕生日会の動画を、レイコと成瀬(白岩瑠姫さん)が再検証する流れ。
その細部に浮かび上がった“犯人”というワードが、画面を通して私の背筋も凍らせた。
「この人だったんだ…」って、気づいた瞬間の飛び上がるほどの衝撃。
この回がただ“悪い人を懲らしめる”話じゃないと、確信した。
残る問いと心の余白
見終わったあと、夜になってもあの誕生日会の“音”や“視線”が頭を巡る。
なぜ由紀子だけが花を手向けていたのか、なぜあの日の動画がレイコの手元にあったのか。
問いの数が増えて、答えはまだ遠い。でも、だからこそこのドラマの“深み”を感じた。
次の瞬間がどうなるかじゃなくて、今この余白で心がザワつくということそのものが、この第4話の余波だったと思う。
「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」の関連グッズを楽天ブックスで探す
「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」の関連グッズをAmazonで探す


コメント